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【前半】「Guided Discovery」(ガイデッド ディスカバリー)な木村和司さんの解説⚽

・「自分で解決法を見出す力を身につけさせる」
・「発見を導く」
・「意味のある問いかけ」

Jリーグの村井満チェアマンも提唱されている概念。

もしかしたらNHKはこの概念を踏まえて解説席に座ってもらっているのかもしれない。

そう思うと、これから紹介させていただく下記のデータも合点がいく。

前回で予告させていただいた通り、「解説者を解説する事」を試みてみようと思う。

https://note.com/takeshi_m/n/n2ba26c25ff38

※和司さんの発言には太字加工。

試合前解説

実況からの問いかけは以下の3点。

①ライプツィヒに関して→「ホームですし、負けられないですね」

②ヴェルナーの印象→「どうしても点取る人はマークされますからね」

③ハフェルツの印象→「若くて、速くて、高くて・・・」

前半0分~20分 

0分。立ち上がりの注目点を問いかけられて・・・

「一番は得点。誰が取るのか?どの選手に良いパスを出すのは誰かですよね」

3分。レヴァークーゼンの直近5試合の総得点数に関する話題となり・・・

「取れてますね」

4~6分。

「う~ん」×4回

7分。レヴァークーゼン、シュートするも得点ならず・・・

「味方が(シュートを)ブロックしましたね」

7分。実況:「ライプツィヒの速攻はどうでしたか?」

「本当速いですね」

8分。

「う~ん」

9分。ハフェルツのポジションが流動的なのかどうか尋ねられて・・・

「ですかね」

9分。実況:「木村さん、ここまでの立ち上がりはどうですか?」

「両チーム共、切り替えが速い」

10~12分。

「う~ん」×2回

12分。ライプツィヒシュートチャンスを逃す。

「う~ん! ちょっとね味方と重なったような感じでしたね」

13分。実況:「木村さん、ヴェルナーのターンはどうでしたか?」

「まぁ、キレありましたね」

※ 12~13分にかけての一連のプレー、スローモーションで流れるが終始無言。

14~15分。

「う~ん」×2回

17分。ライプツィヒの総得点数がリーグ3位である事を振られて・・・

「う~ん、取れてますね」

18分~20分。

無言。(トイレ!?)

前半21分~45分

21分。実況:「ハフェルツのプレーは今のところどうですか?」

「まぁ、まだね。そんなには目立ってないですけどね」

22~24分。

「う~ん」(計3回)

25分。

「う~ん!」「オフサイドですかね」

26分。実況:「ここまでの試合の流れはどうでしょうか?どちらかに傾いているというわけでもなさそうですが・・・」

「ないですよね」

28分。

「う~ん!」×2回

29分。レヴァークーゼン先制。実況:「今の得点シーンいかがでしたか?」

「まぁ(ハフェルツの)最後のパスは素晴らしかったですね」

「(リプレーを見ながらハフェルツに言及)う~ん、まぁ一つ超えたところを見れるというんですかね。その辺がやっぱ非凡ですかね」

30分。実況:「アウェーのレヴァークーゼンが先制して面白くなりましたね」

「う~ん」

31分。レヴァークーゼンの選手がファウルした瞬間。

「おおぅ!」

31分。ライプツィヒ。シックのヘディングで同点。得点のVTRを見ながら・・・

「うぅ~ん、本当に高さありましたね」

31~33分

「う~ん」×3回

33分。ヴェルナーの走りを見て

「本当に速いですね。うん」

34分。中央にいるヴェルナーへ出したサイドからのクロスがタイミング合わず・・・

「う~ん、ヴェルナーとのねぇ、感じがちょっと違ってましたね。ヴェルナーは止まったんですよね。それをみてなかったですね。」

34~44分 語りかける事なく、淡々と試合の情勢を伝える実況。

う~ん」×8回

「う~ん!」×1回

「あっ!」×1回

44分 ヴェルナーのシュートがポストを叩くもオフサイドの判定。

「おおぅ!」

オフサイド判定を巡り・・・

「オフサイドだったんですね、ちょっと難しいですよね。ああいうこう判断っていうのは。いつ挙げるのっていうね。忘れた頃に挙げたりしてね笑」

前半終了

実況から感想を尋ねられ・・・

「まぁ五分五分といったところですね。」

※シュートの数はライプツィヒは2本、レヴァークーゼンは10本。

シュートの数では推し量れない何かを私達は和司さん解説による発言からGuided Discoveryしなければいけない。

※発語時間(前半)

→1分22秒

(次回、後半へつづく)



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