Takeshi Igawa

妻子持ちいちサラリーマン。14歳の時に全身性エリテマトーデス(SLE)を発病し、40歳で再燃を経験。特に再燃時の、その稀有な体験を綴ることで誰かの役に立てるならと思い、ここに闘病手記を掲載することにした。
  • 難病であるSLE(全身性エリテマトーデス)とともに生きてきた若年時代、責任も増した壮年時代に、しかも最悪な形で訪れた再燃

「だから」を「でも」に変えてみる

このnoteを書き始めた動機は、再燃時の記録、その経験のシェアだったので、それ以外のことを書き続けるつもりは無かった。だが、このnoteの公開をきっかけにTwitterでシェ…

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(33)

<2018年5月>  再燃によって13kg痩せてしまった身体を自宅療養の3ヶ月弱の間に元通り以上に戻した私は、クローゼットからお気に入りの極細のスーツを取り出した。ステロ…

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(32)

<2018年4月>  いよいよ運転の実技を審査される段階となり、まずはシミュレータを受けた。若い頃の記憶が呼び起こされた。この試験はいわゆる危険回避がテーマで、有り…

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(31)

<2018年4月> 「ちょっと時間がかかり過ぎている様です」  とても面食らった。いよいよリハビリが終了するに違いないと、高をくくっていたからだ。  総体的に私の正…

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(30)

<2018年3月>  待ちに待ったリハビリが、本格的に始まった。これまでソーシャルワーカーとの面談、主治医の初診とあった二度の通所では殆ど何の進展もなかったが、いよ…

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(29)

妻たち一行が自宅に到着して、一番にドアを開けたのは義母だった。私の車が既にあるのを見て驚きながら、私の母がもう戻ったのかと聞いてきた。  私自身で取りに行って運…