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読書アウトプット#7「映画を早送りで観る人」(稲田豊史)

みなさん、こんにちは!
今回ご紹介する書籍は「映画を早送りで観る人」です。
私も、つい動画を早送りしちゃうタイプなんです。でもね、ふと立ち止まって、ゆっくり味わうことも大切ですよね。そんな事を改めて考えさせられた書籍でした。

きっかけ

映像コンテンツの影響を受ける企業に勤めているので、ビジネス的な観点から、今後の影響を考えるのにこの書籍を手にしたんですよ。
あとね、若い世代の方の消費行動も気になり、様々な気づきを得られると思い購入しました!

感想

私の正直な感想をお伝えしますね。この本の内容って、私が所属する業界に多大な影響を及ぼす事象が取り上げられ、今後の業界動向を予測するヒントにもなりそうと感じたので、ワクワク感や驚きを感じながら、イッキに読み終えました!

それから、コンテンツ消費についての指摘も興味深い!まぁ、情報収集として楽しんでいる人もいれば、もっと深く作品を理解しようという人もいますね。少数派かもしれないけど。そこはもっと深く切り込んで、さらに調べて欲しいなぁとも感じたんですよね。

なんとなくだけど、情報収集としてのコンテンツ消費から、一部の人はコンテンツをさらに深く理解しようとする「より戻し」もあるよぁー、と思ったりもして。

あと、コト消費についても共感できる部分が多かったっす。モノを持つことよりも、経験することに価値を感じる消費行動って、これから絶対に重要になってくると思うんですよ。コロナ禍からの反動もありますし。

ここからは完全に個人的な意見なんだけど、コトと一緒にモノを売るという消費スタイルは、一つキーワードかも。旅行先の思い出としてご当地キーホルダーを買うみたいなヤツ。

というわけで、今回の本を読んで感じたことを正直にお話しました。最後に感想文を書くのにあたって、重視したポイントを3つまとめたから、読んで頂けると嬉しいなぁ。

学びのポイント3つ

  1. リキッド消費
    リキッド消費という新しい消費スタイルが登場し、今までのモノに固執していた消費と比較し、生活にデジタルテクノロジーが浸透することで、コト消費へ興味関心が移ってきている。デジタル技術の発展により、所有からコト消費へ人々の関心が移行

  2. 鑑賞から情報収集へ
    消費者の多くが作品を「鑑賞」するのではなく「情報収集」として捉えるようになっている。彼らは「観たい」のではなく「知りたい」という欲求を持ち、「見ておくべき重要作品を、ベストにして教えてくれ」と近道を探している

  3. 即時的満足の追求
    現代の消費者は「即時的な満足」を求め、「その瞬間を楽しむための消費」が目立つようになっている。旬のコンテンツは費用対効果が高く、コスパが良いと考えられている

これからも、読書を通じて新しい視点をながら、自分の知識を広げていきたいと思います!少しでもいいなぁと思ってくれたらスキしてください。

よろしくです!

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