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人への好奇心を持つために必要なこと

ロシアによるウクライナへの侵攻。
権力者が周囲の人の話に耳を傾けなくなると、悲しい結果に繋がる。

「貞観政要」からの言葉。「偏信」(へんしん)
自分の周囲にイエスマンしか配置しないのは、無能な統治者で、国の衰退のはじまりという。

現代社会において、SNSにおけるフィルターバブルの影響や、在宅勤務の普及によるコミュニケーション不足。そのような状況で、この「偏信」が加速しているのではないか。

人の話に耳を傾け、相手を理解することは、現代社会において、大事なのではないか。そのような問いが生まれた。

経緯

コロナ禍で、在宅勤務が継続。コミュニケーション不足から疑心暗鬼になり、攻撃的な自分がいたと思う。その状態に気づけたことは、今振り返ると幸運だった。

その課題を解決しようと、以前から気になっていた1on1関連の書籍を読むことに。数冊の1on1関係の書籍を読み、聴くことに対して、アンテナが張っている時期に出会った書籍「LISTEN」。
ビジネスシーンだけではない「聴くこと」に関することを幅広く扱った書籍で、
自分にとって、相性の良い書籍だった。

気づき

「LISTEN」の中で、自己主張が強い世の中で聴く人の存在は貴重。そんな一文があった。ユニークな存在になることに魅力を感じる自分は、聴き手になることに興味を抱いた。

思考錯誤

ただ、、、聴くということは難しい。聴くという行為の前段階にある「人に対する好奇心」の持ち方である。
「LISTEN」にも人に対する好奇心を持つための方法は、記載されていなかった。色々と考え、さらに様々な書籍なども読んだりしたけど、何か違う。
考えがまとまらなかったが、ひとまずアウトプットしようとし、noteを書いていた。

光明

すると、ふとした瞬間、私の大好きなYouTube「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」にヒントがあるかもしれない。と思った。

この番組をご存知の方も多いかと思うが、簡単に説明すると、個性ある人物をゲストに迎え、ディレクターの三谷三四郎さんがゲストに様々な質問をして、街頭で人生を振り返るといった内容。

人との違い

番組を見て感じることは、自分との違いである。生い立ちや、生活環境、仕事など様々な面で、自分との違いを感じる。

違いがあることを前提条件として、「なるほどね〜」と受け止める。特に街録chに出演するゲストは個性的。

自分との違いが明確だから、この番組は面白い。

程度の差はあっても、自分と他人は異なる存在。違いは必ずある。自分と境遇が似ている人であっても別人だ。

人との違いを見つけ、楽しむこと。それが人に対する好奇心かもしれない。

決意

ちなみに、私は、(自分の興味分野に関して)収集癖がある。知らない人からみると、どれも同じという事に対して、細かな違いを感じ、楽しむことが好きだ。

人に対しても同じことができるかもしれない。
そう思う事にする。

自己主張する人が多く、そのための表現・発信するツールもたくさんある。このnoteも然り。そんな時代に、人の話を聴き、対話し、相手への理解を深める。
そのことで、無駄な争いが消え、さらに平和な社会に繋がるかもしれない。
(対話ということで、コメントいただけると嬉しいです)

日常は5ミリずつの成長でできている。
小さな変化を起こすため、noteで発信しました。

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