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ウォルト・ディズニー史上最大の失敗は東京ディズニーランド!?

今回もディズニーに関するお話しとなっております。
こいつ、ディズニーの話し多くね?と思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご了承下さい。だって、好きなんですもん。

では、気を取り直して本題に入りたいと思います。
タイトルにもあるように、この「ウォルト・ディズニー史上最大の失敗は東京ディズニーランドだ」と言う話しが僕は凄く好きなので、是非最後までお付き合い頂けたらと思います。

まず、ディズニーランドを運営している会社をご存知でしょうか?
知らない方の為にご説明させて頂くと、ディズニーランドは、
ウォルト・ディズニー・カンパニー(以下、ディズニー社)と言う会社が運営しております。

ここで、ん??と思った方も多いのではないでしょうか?
そうです。日本の東京ディズニーランド及び、東京ディズニーシーを運営している会社は、オリエンタルランドという会社です。

では何故、海外のディズニーランドと日本のディズニーランドは運営の会社が違うのか?
答えは、日本のディズニーランドとシーだけがディズニー社ではなく、日本のオリエンタルランド社が運営しており、これこそがディズニー史上最大の失敗と言われる所以です。

少し歴史から遡って見ると、
1955年にアメリカのカリフォルニア州でディズニーランドを開園したディズニー社は、1971年には同国、フロリダ州で2つ目のディズニーランドを開園させます。
そして、程なくして日本からディズニーランド誘致の話しが舞い込むわけですが、当時のディズニー社はこの話しを鼻で笑ったそうです。
「あんな島国に永続的に客が来るわけない」と。
しかも、フロリダのディズニーランドをオープンさせたばかりで金銭的余裕もなく、日本からのディズニーランド誘致の話しには懐疑的な見方の意見が多数でした。

しかし、もともと海外進出を考えていたディズニー社は、建設費を抑え、コストも減らせるライセンス契約で日本へのディズニーランド計画を進めます。

ちなみに、最初にディズニー社が提案したライセンス契約の内容が法外すぎて、めちゃくちゃ話し合いを重ねた結果、今の契約に至ったそうです。

こうして、1983年4月に国外初となる東京ディズニーランドをオープン。
開園当初も、初めての海外進出という事もあり、東京ディズニーランドの
成功をディズニー社は悲観的に考えていました。

しかし、蓋を開けてみれば、お客さんは増え続け、日本のディズニーランド誘致は大成功したと言えるでしょう。
そして、この成功の裏側にディズニー史上最大の失敗が隠れているのです。

そもそも、ロイヤリティーに関してはきちんと採算は取れていたので、実際ライセンス契約自体は失敗ではないんですよ。では一体、何が失敗だったのかと言うと、

開園当初ですら成功を疑っていたディズニー社は、日本人のある習性を知らなかった事で開園後、当初見積もった売り上げを遥かに超えてしまい、これが明らかなマーケティングミスだとされ、社内でも東京ディズニーランドのライセンス契約は失敗だと揶揄されたそうです。

そして、その習性というのが、

日本人は飲食や物販を我慢してまでも、
死ぬほどお土産を買う種族だったという事。

これを知っていたら無理をしてでも、直営にしたと当時の関係者が嘆いていたらしく、この失敗を元にその後オープンしたパリや上海のディズニーランドは全て、直営のパークとなっております。
以上がディズニー史上最大の失敗と言われているお話しでした。

最後までご覧頂きありがとうございました。
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