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ビジネス視点で見たディズニーと裏話

今回は皆さんご存知のディズニーに関するお話しです。
世界最高峰の認知度を誇り、世界一のエンターテイメントを作り続ける、ウォルト・ディズニー・カンパニー
このディズニー社がディズニーランドやシーに落とし込んでいる、様々なディズニーマジックを紐解いていこうというお話しですので、是非最後までお付き合い頂けたらと思います。

ちなみに、ウォルト・ディズニー・カンパニーという名前は日本人の方にはあまり聞き馴染みがないかもしれませんね。
これに関しては別の機会にじっくりお話しさせて頂きますね。

では、さっそく本題に入りたいと思います。

ビジネス視点で見たディズニー

好きか嫌いかは別として、ほとんどの方は1度は行った事があるのではないでしょうか?
ちなみに僕は大好きで、よく行きます!!

そんな子供の頃からよく行って楽しみまくっていたディズニーランドやディズニーシーなんですが、僕自身が社会人になったある時から違和感を感じ始めたんですね。
で、その違和感というのが、
「これだけエンターテイメントに力を入れているのにも関わらず、何故ここはたまに不便な所があるのだろう?」って事なんです。

いやいや、ディズニーにそんなんあるわけないやん!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際あったんです。

まず僕が「ここはこうすればいいのに」とか「何でこうなんだ?」と思うのに、運営会社が気付いてないはずがない。一体、何故だ?という思いから、ディズニーに行った際はそういった粗探し(性格悪くてすみません)をし、調べてみる事を徹底しました。

そうすると見えてきたんです。
ディズニーの凄さが!!

入園時にわざとストレスを与えている!?

皆さん、ディズニーランドやディズニーシーに行った時に、「入り口少なくね?」って思ったことはないですか?

思ったことないよって人はこの話を聞いた後、次にディズニーに行った際に気にしてみて下さい。
これ実は、ディズニー以外のテーマパークも実践している手法になるんですが、ディズニーのこれは顕著に出ています。
では、その手法をお教えいたします。

ディズニーランドやシーに行った事がある人は思い出して下さい。行った事の無い人はネットからディズニーの地図を出して想像してみて下さい。

入園に少しストレスを感じながらも、やっと入園出来たあなた。

入った瞬間、そこには大きな広場。一気に開放的な空間になり、あなたは今、「ディズニーランドに来たー!!」と言う気持ちになっている事でしょう。

何匹かのキャラクター達にお出迎えされたあなたは、ディズニーランドに来たんだと言う実感がどんどん湧いてきます。

そして、ドキドキワクワクした気持ちをまだ抑えながら、暗がりのワールドバザールに入り、グッズやお土産なんかを目にしたあなたは、段々と気持ちが抑えられなくなっていく。

そうなってくるともう誰もあなたを止められません。

遠くには、小さく、うっすらと、神々しく光る美しいお城が見えてきたではありませんか!

そして、あの光輝く方へと向かい、暗がりのワールドバザールを抜けたその瞬間!!

あなたは一気にディズニーさんに洗脳されてしまっている事でしょう。

そうなったらディズニーの勝ちです。いつもなら「高い!!」と文句を言う食事も、本当に必要かと思うキャラクターの耳も、そんなに友達がいるのかい?と言いたくなるほどのお土産にお金を使う事も、全てはこうしたディズニーマジックにかかっているからです。

ちょっと言い方がディズニーをディスってる感じになってるかもしれませんが、、、

改めて言わせてもらいますが、僕はディズニーが大好きです!!!!

話を戻しまして結論、どういう事かと言うと、

入園前に多少のストレスを与えた方が入園後、お客さんは感情移入をしやすくなるということです。まぁ、人間関係で例えると、皆さんが大好きなツンデレとかギャップと同じで、ちょっと無愛想な子が不意に笑ったとか、普段不器用な奴が急に優しくしてきたとかのアレです。笑

これは心理学的手法で様々なサービスに用いられていますし、ディズニーはそれを壮大なスケールで演出しています。本当にブランディングもマーケティングも凄いですよ、ディズニーさんは!笑

どうですか?凄くないですか?笑

せっかくですのでこのまま、もう1つディズニーマジックのお話しをさせて頂きますので、もう少しお付き合い下さい。1つ目が長くなってしまったので、次のお話しはサクッと。


ディズニー内では自分姿を見れない!?

またまた質問から入っちゃいますが、皆さん、ディズニーランドやシーのトイレ内の鏡が少なかったり、小さいと思った事はありませんか?これは男性より女性の方が気になった方が多いかもしれませんね。

実はこれもディズニーの策略なんです。

先にも話した通り、ディズニーのパーク内に入ったらお客さんはほとんどディズニーマジックにかかっています。そして、ディズニーも簡単にはその魔法を解きたくないわけです。

そうなってくると、ディズニー側はパーク内で現実世界に戻す術を削りにかかります。

では、お客さんがパーク内で現実世界に戻ってしまう事は何かと言うと、

『自分の姿を見てしまう』です。

これがディズニーのパーク内のトイレに最小限しか鏡を置かない理由です。ちなみにパーク内にあるガラスもあまり反射しないように出来ています。

本当にね、ここまで徹底しているディズニーさんを本当尊敬しますし、すごく勉強になりますね。

と言うわけで、今回はここまでになります。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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