父の死後24時間が経った
父が亡くなり24時間が経った。まだ亡くなった実感わかない。どこかにいる様な気がする。父は今どこにいるのだろう。。。。父との思い出を必死に思い出そうとしている気がする。父が生活していた実家の近くを20年ぶりに散歩した。父を感じたいのだろう。小学生の頃の通学路や昔通っていたバイシクルショップ。古い家は取り壊され新しい家が立ち並ぶ。コインパーキングになってる場所も多い。私の目には父が亡くなったフィルターで世の中も見ている。普通に歩いている年配を見るだけで、羨ましくさえ思う。心が貧しくなってる。毎日の日常で生きている事に感謝する。生きてさえいれば。。。。死ねば無になると思っていた。夢を見ていない状態で寝ている様な物だと思っていた。もし死後の世界がないとすれば、死ぬ事は恐怖でしかない。人は死ぬ事を自分自身受け入れる事が出来るのだろうか。死ぬために生きている事実。生きている事はその時を迎えるための準備なのかもしれない。死ぬ時に後悔しないために。ならば毎日を全力で生きよう。少しでも多く笑い、その笑いや幸せを少しづつ誰かにお裾分けしよう。きっと父はそんな事を私に望んでいるのかもしれない。だから会えば家族を笑わせて、病院にお見舞いに行けば、しばらく来なくて良いと言っていた。父の意思を受け継ぎ、家族を守る。それが私に残された使命なのかもしれない。