こんにちは。先週末、娘の運動会がありました。
年中ということもあり、ダンス、大繩、一本橋、鉄棒、かけっこ、パラバルーン、と、盛り沢山でした。
かけっこでは何故かみんなのスタートを見送ってからスタートし、帰り道で何でだったか聞くと、「私は何番でも良かった」と振り返っていました。ちょっと発言が斜め上過ぎてボクにはついていけません。
今回、今まで以上に考えさせられた出来事がありました。
娘の同級生に結構しっかりした自閉傾向のある男の子がいます。
昨年度までは周りの子も運動会に馴染まない子は割といたけど、年中くらいになると運動会に馴染む子が増えてくる。
何かが「できる」「できない」とかではなく、「やりたい」か「やりたくない」かの差がどんどん開いてきているなという印象を受けました。
その子にとって、運動会は「参加させられてるもの」なんだろうなってことが表情からもよくわかる。逃げたがってたし。
その子の親御さんの気持ちになれば、それでも参加して欲しいと思うのかもしれないけど、じゃぁボクみたいな職に就いてる人間が考えることって、「その子も楽しめる種目」を考案してあげることだと思うんですよね。
それがインクルーシブって言葉の本来の意味だと思うし。
もちろん、保育園の先生は普段本当によくしてくれているし、企画、準備、実施、片付け、本当に大変だと思う。
それは小学校でも中学校でも一緒で、そんな先生方のお手伝いをできるような福祉職が各学校や園に配置されていても良いんじゃないのかな~と感じる出来事でした。
自分の娘の取り組みを見る楽しみと、一方で職業目線で考えさせられる、そんな運動会でした。
きっとこの先、授業参観とか式典とかの度にこうやって色々なことを考えていくんだろうな。と思っています。
おしまい
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