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福山シティFCの選手紹介がすごいと聞いて


先日、twitterで回ってきた。

このチーム、現在は広島県1部所属なのだが、J加盟を目指しているチーム。

ホームページの選手紹介がすごいと聞いて、覗いてみた。確かにこれはすごい。

一人ひとりの物語が書いてある。しかも、カテゴリー的にもといっては失礼だが、比較的「近しい」経験、ストーリーがそこに書かれていて、非常に共感が持てる。

これはパクるべきだ。そう思った。


幼少期

ボクは扁桃腺肥大があった。後に大学病院に標本にもなったと噂されるほどの巨大な扁桃腺のせいで、「カ行」「サ行」「パ行」はまったく話せなかった。

また、すぐにウィルスが付着するため、しょっちゅう熱を出していた。幼稚園の出席簿を見ると、毎月半分行けたらいい方だった。

年長のときにJリーグが開幕。カズに惚れる。ヴェルディに惚れる。サッカーを何となく幼稚園で始めた。


小学校~高校

ボクの通っていた幼稚園から、ボクの小学校に進学したのはボクだけだった。(学区の外れに住んでいたため)

幼稚園のみんなが行く小学校のチームに入りたいと親に頼み込むが却下。

進学先のチームに入って、しゃべることが苦手な自分にサッカーで友達を作って欲しいという親の狙いがあったと聞くのは大人になってからの話。

親の目論見道理、友達ができた。先輩には話せないことで多少いじられた。けどサッカーしてればあんま関係ない。

親がバレーボールをやっていたこともあり、キーパーをしていた。が、めちゃくちゃチビだった。トレセンの選考会で、頭上に何本もシュートを決められ、落選。圧倒的挫折。その日にキーパー引退。

中学に入ると少しばかり周りより頭でっかちな選手だったこともあり、主にディフェンスでの起用が増える。オフサイドトラップが当時のボクのブーム。成功率は5割くらいのリスクしかない謎のブーム。

背が全然伸びず、足も遅かったのでひたすら走りこんで無尽蔵のスタミナを身に着ける。入学当初の身長は141センチ。

3年生の夏になることには、FW以外のすべてのポジションをやらされる便利屋状態。みんなが嫌いなサイドのポジションもやる。卒業時は164センチ。

それなりの進学校に入り、高校ではサイドバックが楽しくなる。人より走れるという武器があったので、性に合っていた。しかしチビ。短距離もまだ遅い。

大した学校じゃないから、無秩序な状況が続く。メンタル的にもきつくなり試合からも遠ざかる。結構サッカーが嫌いになった。

そんなタイミングで、中学の同級生から、「バイトの先輩が社会人サッカーの助っ人探してて」と連絡をもらい、行くことに。

そこでブラジル人の友達ができる。(これまじで人生変わった)

意気投合して、休日は色んなところに連れてってくれた。サッカーもフットサルも。そうしてるうちにまたボール蹴るのが楽しくなってきた。

一応最後まで部活を続け、夏に引退。受験を控えつつ、サッカーとフットサルを続けた。


大学

進学した大学は学年の男女比が40:200の大学。サッカーできる頭数が揃わない。

なので必然的にフットサルをすることに。時を同じくして、ブラジル人経由で仲良くなったペルー人にもフットサルに連れ回してもらえるようになり、フットサルにのめりこんだ。

そのチームで県リーグに参加することになったが、外国籍枠の関係で全員は登録できない。一部、実力のある仲間が関東リーグのチームなどに移籍していってしまう。

何とか人数を揃えて挑むも、2部には上がれなかった。「やっぱりオフィシャルリーグは難しい」となり、チームとしてはオフィシャルはこの1回で終わり。

このころ、急激に足が速くなる。体育館の50m走で5.6秒を計測。(当然非公認の人力測定)

自分は個人的に別のチームに入団。社会人リーグに参加することにした。


ボクのルーツはこんな感じ。今振り返ると、よく初めて会ったブラジル人と意気投合して連れ回されるくらいの仲になったなぁと。

そういうパーソナリティはボクの武器かもしれない。


完全に自己満の記事。けどたまにはこういう時間も必要だね。


おしまい。


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