Corporate Innovation Techカオスマップ2020
初Noteです!!
コロナウィルスが猛威を振るい家に引きこもっている中、アウトプット欲が湧き起こってきたので(主に海外の)Corporate Innovation Techカオスマップをシェアします。
(趣味でまとめているので、あまり仕事とは関係ありません。あと名前長)
1. そもそもCorporate Innovationとは?
海外の事業会社の方と名刺交換すると、"Corporate Innovation"と書かれていることがよくあります。日本で流行ってるOpen Innovation、Innovation Lab、社内新規事業部門などが全部含まれているイメージですね。Open Innovationやビジネスプランの社内公募などの各々の手段を取りまとめる機能という感じです。
2. Corporate Innovation Techとは?
このCorporate Innovationという機能(しばしば部署)を主要なターゲットとした事業という感じです。
リーンスタートアップで有名なエリック・リース氏や、イノベーション会計というフレームワークで有名なDan Toma氏等も仰ってますが、Corporate Innovationという機能(しばしば部署)は多くの海外の事業会社ではマーケティングや人事のような機能として一般化していくと考えられています。つまり、HR TechやMarketingTechのように、Horizontalにスタートアップが参入してくる可能性がある感じです。国内ではまだ少数ですが、世界を見ると実は既に結構プレイヤーがいます。以下カオスマップご参照ください!
3. Corporate Innovation Techカオスマップ
(抜け漏れやMECEでない等フィードバックあればどしどしご指摘頂けると幸甚です!!)
4. カテゴリについて
以下分類カテゴリの補足説明になります。
社内新規事業
- イノベーション・マネージメント:社内からのアイデア/ビジネスプラン公募型のプログラムなどで募集管理・アイデア管理に使用する。世界を見るとこの領域のプレイヤーが一番多い。 CAGR27%の成長市場と言われていますが、未だカテゴリーキングはいない。
- アイデアブラッシュアップ:主にIdeationを支援するツール群です。リーンキャンバス等をデジタルに使用できる。チームコミュニケーションに使えますが、使い勝手はなんとも・・。海外のこれから起業する系の方がたまに使ってますね。
オープンイノベーション
- スタートアップマッチング:スタートアップ公募型のプログラムをプラットフォーム上で実施できたり、何らかのアルゴリズムでマッチングを支援したりする領域です。
- オープンイノベーションCRM:上のカテゴリーがマッチング支援やプログラム公募に特化しているのに対して、こちらはワークフロー支援がメインです。(F6Sなど、この要素もあるので必ずしも綺麗に分けられませんが・・・)
- スタートアップスカウティング:特定のカテゴリーから最適なスタートアップをサジェストする、という感じの領域ですね。マッチングと異なるのが、マッチングがあくまで双方のニーズの一致から始まるのに対し、こちらはどちらかというと事業会社側が主体的にアプローチしていくイメージです。
- イノベーショントレンド調査:MaaS、量子コンピューター等様々なトレンドが現れては消える業界・・・。なのでリサーチ力を上げるためのサポートツールもいくつかあります。このカテゴリーではCB Insightが最強ですね・・・。様々なテックトレンドを綺麗かつインサイトフルにまとめています。社内共有のし易さも力を入れていて、カオスマップの簡易出力やCRMやフォーラム機能も手を出しているようですね。
- スタートアップデータベース:Crunchbaseなどのスタートアップ情報をまとめたDBです。海外のDBは傾向的にAPIを提供していることが多く、CRMなどの連動しているので使い勝手がめちゃくちゃいいです。
- 投資管理:(PE・VC向けが主なので)必ずしもCorporate Innovationに特化している訳ではないですが、投資先のモニタリングやポートフォリオ管理、他の投資家の実績チェックなど。
- その他:AcceleratorAppはアクセラレータープログラムに最適化された募集・メンタリング管理ツールです。
少しでも参考になれば!ちなみに現在Corporate Innovation Techで新規事業を仕込んでおりますので、新規事業に取り組まれている事業会社さんや、本記事にご興味を持っていただいた方がいらっしゃれば雑談させてください!
有難うございました🙏
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