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ヤルね!!新庄監督

たまには阪神タイガースネタでも書いてみようと思います!
とはいえ、対戦相手・日ハムが主役となってしまいますが、まあこれも仕方がないでしょう。

僕が阪神ファンになったのも、ちょうど新庄監督が阪神タイガースで現役を張っていた時。
敬遠球をヒットにしたり、ここぞというところで勝負強さを見せてくれたりと、万年Bクラスという暗黒時代だった当時の阪神ファンにとっては希望の光だったのです。

その後、メジャー挑戦→日本帰国で日ハムからパリーグを盛り上げる→暫く消息を絶つ→いきなりトライアウトで現役復帰を宣言(さすがにオファーナシ)→日ハムの監督として現場復帰!
という破天荒な流れで今に至ります。

特にメジャーから帰ってきてからの日ハム時代は、様々なトンでもない仕掛けでファンを楽しませてきた選手…いや、もはやエンターティナー。
そして昨日・交流戦の幕開けとなった阪神×日ハムの試合で、素晴らしいサプライズを仕掛けてくれたのです。

それはなんと、試合前の監督同士のメンバー交換に、タイガースユニフォームで登場!デビュー当時の背番号63番。通常、アルファベットで選手名が記されている部分には「新庄監督」の文字が。
ネット記事を見るだけだったのですが、甲子園が喜びの大声援に包まれたのは想像できます。

因みに、日ハム選手時代にも練習ノックを阪神時代のユニフォームで受けたという前科?もあり、NPBから警告を受けたりしたのだとか。
今回も、球団幹部にさえ内緒で企画したサプライズであったらしく、ご本人も罰金覚悟でやった!ということらしいです。

少なくとも現地でその場に立ち会った人は殆どが喜んでくれただろうし、それは育ててくれたという阪神球団に対する、新庄監督なりのリスペクトもあると思います。
もちろん、関西球団だし笑いのセンスはわかってもらえる!という確信もあったのでしょうかね。

そして、この行動は現代日本に対する風刺的な意味合いも含まれているのかな??と考えすぎかもしれませんが、感じられます。
今の日本、正直くだらない…と思えるようなルールも沢山存在します。
多分、その多くは声の大きい少数派による、抗議、意見に迎合する形で作られてたものではないでしょうか?
そんなにルールで縛らなくても、つまらないもの、本当にいけないことであれば、多分、自然と淘汰されていくものではないかと思います。
そもそもルールを守ればいい…というのは、ルールを守っていれば何をしてもいい…
という誤った価値観にも繋がりかねません。

こうして作られたルールなどによって、どんどん昔は持っていた日本の面白み、創造性が薄められているようにも思います。

最近、京急蒲田駅の飲み屋街とのタイアップイベントが、とある団体からの苦情があった関係で縮小となってしまった事案もありました。
現代社会がストレス社会というのもあるかもしれませんが、もっと寛容性があっていいと思いますし、むしろこういう時代だからこそ、創造性をつぶさず、認めて活かす方向にしていけるといいなと思います。

今回の新庄監督のパフォーマンスは、規定のギリギリのラインを狙ったものらしい。詳しいルールはわからないので何ともいえませんが、多少のルール違反であったとしても、試合前のことですし、そんなに目くじらを立てることではないでしょう。そもそも実害がどこにあるんですか?というところです。
もちろん相手に不快感を与えるようなことはよくないかもしれませんが、現場の審判や岡田監督も一緒に記念撮影に映るなど、好意的だった模様。
覚悟と意志をもって、貫き通すというのは簡単ではないが、とてもカッコいいなと思います。

因みに試合結果は、我が阪神タイガースはパフォーマンスに呑まれたのか?見事な惨敗。
まあ、新庄はパフォーマンスをして結果を残せないのはカッコ悪い!と、現役時代もパフォーマンスをしたらしっかりと結果を残していましたので、ある意味当然かもしれません。
今年の試合観戦を検討した時、日ハム戦を検討したら、もうすでに全席が完売していたこともあり断念。(来週、楽天戦に行ってきます)
現地でぜひ見てみたかった思いと、負け試合を見なくてよかったという安堵の思いが交錯し、なかなか複雑です。

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