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阪神タイガース!アレのアレへの道 その4

朝6時過ぎに、ナオキさんが起きるのに合わせて起床。昨日は結局3時半ごろまで起きていたので、都合2時間少々の睡眠。疲れが残っていて、まだまだ瞼が重い。
しかし、やはり優勝翌日の大阪の街の雰囲気も味わってみたい。
ゆっくりしていってもいいよ!というナオキさんの言葉に一瞬心も揺らぐが、気合を入れて仕事に出かけるというナオキさんと共に、7時過ぎには出発だ。

まずは再び甲子園へ向かい、朝のお散歩。
通勤で足早に通り抜けていく人が多い中、ノンビリと外周を一周した。


グッズショップの売り出し狙いだろうか、既にスタンバイしている熱心なファンも。
甲子園駅では日本一記念の入場券が発売されていたので、即購入。
再び通勤電車に乗り込み、いったん梅田へ。もしかしたら、号外が朝の配布もあるかもしれないと期待してだ。昨日も各所で配布されたようだが、気づくのに遅れ、帰路の電車に乗っていたため受け取ることは出来ていなかった。


しかし8時過ぎの梅田では配布している様子はない。暫くブラブラして、阪神百貨店の日本一掲示の写真を撮ったり(何人も足を止めて写真を撮っていた)。

地下の駅へ降りる階段付近で数人が足を止めているな…と思ったら、そこにも日本一おめでとうの掲示だった。


町全体が祝賀ムードなのはとても気分が盛り上がる。

百貨店の地下入り口には、優勝セール目当ての大行列が既にできている。
みんな、昨日の夜は特番をみて遅くなったんじゃないだろうか?凄い盛り上がりだな。
ちなみにデパートへの入場時間は10時の予定で、まだ2時間近くも待つ。先頭の人は一体何時から並んでいるのだろうか?
警備員さんによると、日本一記念グッズの販売はタイミングをずらして18日からスタートするのだとか。
多分、準備しておいての残念な結果になるリスクを考えてのことなのだろう。なるほどな~と納得。

朝の梅田はまあこれぐらいにして、尼崎へと移動。通勤時間帯で、浮足立ちたいのを抑えて寝不足で出勤する方々のことも考え、ここまで一旦はユニフォームを脱いで普通の人らしく振舞っていたが、ここは熱烈に阪神を応援する商店街。もう遠慮はいらないだろう。
駅の売店でなんと、今朝発売のスポーツ紙5紙セットがあったので、つられて買ってしまう。

まだ閉まっているお店も多いが、すでに優勝セールを始めているお店も多く、ノンビリと歩きながら商店街を歩いていく。

まだ、掲げられている日本一の優勝マジックは1のまま。しかしこれがもう間もなく、Vへと変わる。商店街を挙げての優勝セールも勿論楽しみだが、一番の目的はその瞬間を見に来たのだ。
まだ時間は早いので、そのマジックナンバーのすぐ近くにある喫茶店・アイランドでその時を待つことに。ちなみにそこも優勝セールをやっており、ドリンクを割引価格で頂くことが出来た。


なんとも人懐っこいネコちゃんがいる横で、オバちゃんと阪神について語ったり、ちょいとパソコン作業をしたりしつつ、コーヒーを頂く。
人をかき分けてきたよ!という常連さんの声で、外に人だかりが既にできているのに気づく。並んでいるのは何かイベントでもあるのか?と気づき、慌てて清算してお店の外へ。どうやら記念品の整理券を配るらしく、何が貰えるかしらんけどとりあえず並ぶ。
後ろのオッちゃんと話したり、テレビの取材も受けたり。貰えるのは、パインアメとビールなのだそう。ビールはホニャラの優勝記念セールで誰かに飲んでもらおうか。

まだマジックナンバーの取り換えには少し時間があるみたいなので、その間に奥の方をチラリと一周。六甲おろしが商店街中で流れて、歩くだけで気分が盛り上がる。他球団ファン…特に今はオリックスファンなら肩身が狭い思いになるだろう。
気づいたら結構奥まで行ってしまったので、慌てて引き返して、イベント会場へ。既に凄い人だかりで、通過することもままならない。



そんな中で、いよいよ式典の開始!
ボードが張り替えられ、みんなで六甲颪の斉唱。
もう最高や!昨日の感動がまたぶり返してくる。

お昼ご飯は商店街内のハンバーグ屋さんで。ここも優勝記念割引メニューが。しかも、森下選手が食べたというならこれは食べるっきゃないでしょ!

満腹で尼崎を出発し、再び梅田へ。これで阪神電車に乗るのは最後だが、この旅、ホントひたすら阪神電車ばかり乗りまくった。

1日目
梅田⇒尼崎 出屋敷⇒なんば なんば⇒久寿川
2日目
今津⇒甲子園 鳴尾・武庫川女子大前⇒ドーム前 ドーム前⇒なんば なんば⇒甲子園
甲子園⇒西宮
3日目
西宮⇒甲子園 甲子園⇒梅田 梅田⇒尼崎 尼崎⇒梅田

まあよく乗った3日間だ。
これはやりすぎとしても、今回のシリーズ、2球場共に阪神沿線ということもあり、ガッポリ阪神電車、儲けただろうなと容易に想像ができる。

梅田では、ぢょいと大丸へ行くミッションがある。「マダムシンコ」という洋菓子屋さんのお土産をゲットするため。京セラドームのベンチにマダムシンコの宣伝が張ってあり、エミポンのお母さんと同じ名前なので、ちょっと気になっていたところ。
お土産にバウムクーヘンを入手だ。
しかし、大賑わいであろう阪神百貨店とは打って変わり、こちらは閑散とした様子。おそらく阪神百貨店に根こそぎ持ってかれているのだろう。混雑を避けたらしきマダム?が優雅にお買い物するぐらいだ。

まあ時間もあるし、少しだけ覗いておくか!と、優勝セールの阪神百貨店へ。



場所によっては歩くのもままならないほどの混雑。どの売り場も阪神優勝記念!と掲げてさまざまなオリジナル商品や福袋などを販売している。
お得かどうかはともかく、大いに購買意欲がそそられるところだろう。
今夜のゲストさん向けにちょっと奮発するか!と、生鮮などを物色。
一瞬、朝のニュースで特集していた、タラバガニ2杯で3800円や、おかしら付きのエビなどにも目が奪われたが、アカンアカン。今日もいる常連ゲスト・フジポンはアレルギーではないが、エビカニがNGだった。なのでサーモンと、つまみ天をゲット。大満足で、なんばへ。

なんばを一通り歩いてみたが、今回歩いた心斎橋~戎橋~NGK~道具屋筋のエリアでは、意外にもあまり阪神カラーは見られない。どちらかというと観光客向けというエリアである証拠か。
ここまで来たのは、なんばから近鉄特急に乗るため。リッチにアーバンライナーのDXシートで帰路についた。ひのとりに比べるとかなりデラックスさは劣るが、それでも十分に快適。全く足りていない睡眠を少し補ったり、パソコン作業をしたりしながら車内のひと時を過ごした。

前回、リーグ優勝の際は現地で見ることは出来なかったこともあり、優勝の雰囲気を現地で実感したのは今回が初めてだった。パインアメを持って行ったのは大成功。まあ岡田監督が居る間のフィーバーだろうけど、関西ではゲットしずらいこともあり、話のタネになり、もしかしたら今後につながるかも?と思えた。
因みに、様々な場面でTVのインタビューも受けた。まあ僕も、基本フリーダムなので、目線があったらもうぜひ!という感じで、受けに行ったこともある。

ああいうインタビューって、そんなに採用される率はどんなものだろう?と思っていたが、日本一になった後の特集ニュースからちょいちょい採用されていたようで、各所からニュースで見たよ!とか、大阪にいるの!というメッセージが入った。
中には、安曇野地球宿で5年近く前に出会ったきりの方からわざわざお電話を頂いたり。まあ、コテコテの阪神ファンの格好に、特徴のある髭面となれば、メディアの格好のエサになるのはまあうなずけるところだ。


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