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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅 その18】

【再びのちいたびへ】

少し早めに目が覚めたので、朝の散歩に。今日は天気がよさそうで、絶好のドライブ日和だ。昨日、帰り道にチラリと見て気になっていた、水天宮という神社へ。
坂の町・小樽に相応しく、小高い山の上にある神社。
雪が積もってなかなか大変な急な階段を登り辿り着いたら、期待通りの景色。そういえば、小樽と言えば運河のレンガ倉庫街だが、今回は訪れずに小樽を去りそうということに気付く。まあ前に行ったこともあるし、別にいいか。


帰り道は坂が緩い道を遠回り。まさかの小学校の校庭をショートカットできる!と思ったら、そこは廃校跡で、今はコミュニティセンターらしい。
こんな街中でも、少子化は進んでいるのか?
そういえば、空き家も多そうな雰囲気で、そういった物件に入ったらしき民泊もそこらで見かける。住宅街なのに、時々外国人さんも見かける。

この日は朝食も頂く。かれこれ10年?近く住んでいるというヘルパーさんが朝ご飯を作ってくれた。近所の少量生産のお米を使っていて、ご飯がとても美味しい。

さて、ボチボチ出発だ。
目指すは赤井川温泉。当然?ながらここも源泉かけ流しで、食事処もあったりするのでここでお昼ご飯も食べてノンビリする算段だ。
お昼はジンギスカン。二日前も食べたのだが、ちょっと僕的にはお店のスタイルが微妙だったで、もう一度食べたいな…と思っていたら、ここの食堂で提供しているのをみて、食べに来たのだ。
満腹になって一旦昼寝した後、もう一度温泉に入り出発。
食後の…といえば、やはりソフトクリーム!
評判のいい山中牧場のソフトクリームを頂く。
甘すぎず、ミルクが濃厚でとても美味しい!


そして早めに、二日前にチェックアウトしたばかりのちいたびへと戻ってきた。
この前と同じ、部屋・はまなす。ベッド変えてみたら、その横に横浜崎陽軒の半纏が。せっかくなので使ってみよう!
地域の奥さんのお友達?が来て、リビングでお話しているところに混ざったり。
ちょっと眠くなったのでお昼寝したり。

この日は他にも2人、ゲストさんがチェックイン。お一人は、なんと直ぐ近くの手稲から。時々気晴らしに泊まりに来るらしく、どうやら話からするとユースホステルでの旅繋がりだそう。昔の話などを聞いたりしつつ、ノンビリと過ごす夜だった。

【ローギアでの旅】
朝ご飯を食べてチェックアウト!またお会いしましょうね!と、ワンワンさんともお別れ。車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれるのが嬉しい。
札幌市内、少し郊外に位置する円山公園近くの本日の宿へ。
クルマを朝から置かせてもらえるとのことなので、今日は札幌市内を路面電車に乗ったりしつつ、廻ろうかという計算だ。
宿に到着すると、ちょうど老夫婦が迎えてくれる。
さっそくもう、チェックインという流れで、一通り説明を受ける。
聞くと、ここでカギをもう渡してもらい、あとはご自由に使ってくださいとのこと。翌日までお二人はもう顔を出さないそうだ。
話を聞くと、以前は交流型の宿であったらしいが、その時オーナーを務めていた娘さんが亡くなり、親さんがその後を引き継いでいる模様。ただ、やはり以前のような交流型というのは負担になるので、スタイルを変え、主にその当時からの常連さん向けに、細々とやっているらしい。
少し残念に思いながらも、まあ北海道最終となるし、長期の旅の終わり。やはり少々疲れているので、これくらいがちょうどいいのかもしれないなと思う。

ゴムタイヤの地下鉄に乗り、札幌中心部へ。お昼ご飯にと考えたのは、さっぽろ味噌ラーメン。しかし、小樽のゲストハウスで聞いたところによると、本来の札幌味噌ラーメンの作り方をしているところは、かなり少数派になってきているらしい。
中心部のラーメン屋さん、福来軒は、昔ながらの作り方を踏襲しているお店の一つ。炒めた野菜が出汁になっているというのが特徴らしく、ちょっと懐かしい感じのお味。
美味しく頂いた。

腹も満たされたし、札幌市電に乗ってみようか。札幌は何度か来ているものの、市電はチョイノリぐらいしかしておらず、今回、全区間を乗ってみようという魂胆だ。
一時期は廃線一辺倒だった市電だが、そのメリットが見直され始めた時期に、この札幌市電も延伸。すすきの近くで途切れて途切れた環状線のような状態だったのが、晴れて循環系等になった歴史を持つ。
その延伸部分は、通常は道路の真ん中を通るところを、道路の両端を走行。歩道から直接乗車できるシステムとなっているのも目新しい。まだ全国的に見ても、その方式を取り入れているところは少ない。
ガタゴト走る路面電車、特に降りるあてもなく、適当に一周乗って、ICカードをタッチすると、やけに安い金額が引かれる。
指定駅で降りると適用される、地下鉄からの乗り継ぎ運賃が適用されたらしく、時間制限は特にないらしい。

残りの時間、今日はノンビリとサウナで整おうと決めていた。
友人におススメしてもらった、ニコーリフレへと向かう。
札幌は豊富な地下水もあり、良質な水風呂に入れるということでも知られている。
市街地ではあまり温泉は期待できないので、ここはサウナでリフレッシュしようという魂胆だ。
サウナはそこまで温度が高いわけではないが、じんわりと温める感じ。ここは定期的にロウリュも開催。
「1、2,サウナ!」
という掛け声とともにあおいでくれるのは、なかなか独特な感じで驚いたが、常連の間ではしっかり根付いているらしい。
水風呂との組み合わせで何度も楽しみ、しっかりとリフレッシュできた。

宿の近くに戻り、マップで気になっていたお店へ。
チーズの店・コンテ。ふと、北海道産のチーズをお土産に…と思い立ち、検索してみたら出てきたお店だ。
ちょっといいお値段はするが、間違いなく美味しそうなラインナップ。お店の人ともお話しながら、3種類のチーズをチョイス。一応保冷にはなっているが、まあ明日までは車の中(冷蔵庫みたいなもの)で、あとは保冷剤と共にスキーウェアに包んでおけば大丈夫だろうと持ち帰る。

そして最終夜は、北海道と言えば有名な、回転寿司トリトン。
行ってみるとかなりの行列で、1時間近く待っただろうか?道民からの根強い人気を感じる。
先日の食べ放題で食べていないような地物のネタを中心に頂く。いや~うまい!!
しかし、そんなにたくさんは食べていないのに、気づいたらお会計は3000円近い。
三日前のあの食べ放題のコスパを知ってしまうと、少し高く感じてしまった。


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