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トイレットペーパーから考える”文化”と“常識”

小学校一年生のときに大便をしようと思ってこっそり個室に入ったときに衝撃を受けました。

(男子が学校で大便のほうの個室に入るのは周囲からからかわれる要因となるため、こっそり入るのです、、、という”文化”と“常識”を補足させていただきます)

トイレットペーパーが「逆」に付けてあったんです。
「逆」とは、「下」から紙が出てくる付け方です。

と、この説明の仕方に四苦八苦していたら、わかりやすい記事がありました。

この記事でいう「UNDER」で設置されていたんです。

自宅はもちろん、祖父母の家や、飲食店や公園、、今まで目にしたものはすべて「OVER」のみでした。

「きっとこのトイレだけがたまたま逆についているのだろう」

小学一年生の僕はそう考えました。

しかし、その後、校内の他のトイレで確認しても「UNDER」です。トイレ掃除は確認する絶好の機会でしたが、校内のは全て「UNDER」。

(※女子トイレを確認する発想はなかったので女子トイレはわかりません)

しかし、同級生の家でトイレを借りた時に目にするのは「OVER」。

僕がいた小学校だけの文化なのか?
それともその地域の小学校の”標準”なのか?
もしくは全国??
・・・気になって眠れません。

と調べていくうちに、

『トイレットペーパーの向き』というWikipediaを発見!!

しかし、ここで答えを知ってしまうと、自分の膨らみかけた創造性を失ってしまいますので、Wikipediaを確認しないままもう少し妄想を走らせます。

調査した母数は少ないものの、自宅、友人の家、地域の公共トイレの設置が全て「OVER」。そして、その地域にある小学校のトイレが「UNDER」。

ここに何か感じないでしょうか?

おそらく、在校生の何人かはトイレ掃除の時や、トイレットペーパーを使い切った時に

「うちではこっち向きなんだぜ!」

と考えて「OVER」で設置したはずです。


それを「いや、こっちがルールだ」と言って、向きを覆していったパワー、、、それをここでは”文化”と“常識”として考えてみたいと思います。

たかがトイレットペーパーの向きなので、教育委員会や教師の職員会議、PTAでも取り挙げて議論することはないまま、このトイレットペーパーの向きは「UNDER」のまま、”文化”と“常識”になったのかもしれません。

トイレットペーパーの向きよりも大切なこと、たくさんありますもんね。

で、最終的には(僕も含めて)みんな一様に「それは決められたことだから」とちょっと疑問に思いつつも、かといって思いっきり反発するほどのものでもないから、そのまま何年も、、、なんて話なんじゃないだろうか??と妄想が広がります。

(今、僕がいた小学校ではどうなっているんだろうか??)

考えようによっては、ルールを浸透させたい時や、社会を少しずつ変えていきたい時のヒントがここにある(かもしれません)。

もうちょっと自分の中でのイマジネーションを膨らませてから、WikiPediaや記事で答え合わせをしてみたいと思います。

調べる前の、妄想が発想を豊かにする!

同様の妄想ネタとして、

「お風呂の追い焚き機能は水温をどうやって測っているのか?」

があります。これもきっとネットで調べたら答えが出ると思うので、調べる前にしばし妄想を楽しみたいと思います。

答えがわからないままの方が面白いときもあります。

いつものごとくまとまりませんが、こんなところで。

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