白井健

千葉県南房総市出身、在住。 2023年3月に、アウトドア・自然体験を中心にした事業を行…

白井健

千葉県南房総市出身、在住。 2023年3月に、アウトドア・自然体験を中心にした事業を行う「合同会社 くじらのもり」を設立し起業。 趣味は釣り。青物、ヒラメ、アジなどがメイン。日々の釣り情報についても発信していきたいと思います。

マガジン

  • 自然体験・アウトドア事業への想いや裏側

    大学を卒業してから14年法人に勤め、主に子ども達に向けた教育的要素を含んだ自然体験やアウトドア体験を提供してきました。2023年からは独立・起業し千葉県南房総エリアを中心に事業を展開しています。そのエッセンスについて記していこうと思います。

  • くじらのもりのツアーについて

    2023年3月に設立した、自然体験・アウトドアツアーを実施する「合同会社くじらのもり」。こちらで行っているツアーのご紹介をまとめています!

  • 海辺の古民家をアウトドアベースにリノベーション

    タイミングとご縁で海辺の平家を購入、絶賛リノベーション中。アウトドアベースにするまでの道のりを綴っていきます。

  • 千葉県南房総釣り情報

    自宅周辺での釣り情報を発信していきます。 主に青物、ヒラメ、アジなど陸から釣れる魚の情報をまとめていきます。

最近の記事

登山家 平出和也さんの生き方から想うこと

夏の忙しさを良い理由にしばらくnoteの記事更新が滞ってしまいました。知人のSNS投稿で知った平出和也さんという登山家の登山中の滑落事故死。現在NewsPicksでの対談を無料公開で視聴できます。 恥ずかしながら平出さんのお名前をこのニュースで初めて知り、対談をお聞きしました。文字通り命をかけてチャレンジした世界二位の標高を誇るK2の未踏ルート。平出さんがどのような想いで登山に挑んでいたのか、その人生観に感銘を受けました。 今回は平出さんの対談をお聞きして感じたことを書かせ

    • 日本野外教育学会に参加してみた

      ある研究プロジェクトに大学の先生と共に取り組んでいます。 こちらの研究プロジェクトについてはまた別記事でまとめようと思いますが、その繋がりもあり、今回日本野外教育学会という会の大会参加してきました。 主に野外教育分野の研究をされている、大学等の研究機関の方の論文の発表がメインですが、意見交換を行う分科会や、基調講演、パネリストによる対談形式のセッションなども企画されていました。 参加してみての感想を先にお話しすると、 ・論文などの研究は現場で活かされて初めてその価値が高ま

      • 建物のない美術館「砂浜美術館」

        「美しい松原」が作品です。 沖に見える「くじら」が作品です。 卵を産みにくる「海亀」が作品です。 砂浜をはだしで走り、貝殻を探す「子どもたち」が作品です。 流れ着く「漂流物」が作品です。 波と風が砂浜にデザインする「模様」が作品です。 砂浜に残った「小鳥の足あと」が作品です。 こちらは高知県黒潮町にあるNPO砂浜美術館のHPのコンセプトに書かれている一文です。 美術館というと、建物の中に作品が並び、それを見ながら館内を巡るというのが一般的です。 砂浜美術館は、長さ4kmの

        • 〜登山と釣りとキャンプ記録〜自然の楽しさを伝えるには自分が遊ぼう

          アウトドアや自然の楽しさを伝える仕事を始めて14年。その魅力を伝えるためには、たくさんの準備が必要です。 企画を練るために文章や写真を準備したり、広報・集客をするためのSNS発信やチラシの作成、イベント直近ではスタッフや妻とのミーティング、備品準備や会場との調整、参加される方との持ち物や集合場所などの確認と、意外とタスクはあります。 やるべきことや割く時間を挙げると、本番の体験提供機会はほんの1〜2割で、上記に挙げたような準備や片付けが8〜9割を占めています。 そんな中、一

        登山家 平出和也さんの生き方から想うこと

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        • 自然体験・アウトドア事業への想いや裏側
          22本
        • くじらのもりのツアーについて
          2本
        • 海辺の古民家をアウトドアベースにリノベーション
          5本
        • 千葉県南房総釣り情報
          16本

        記事

          キャンプイベントで私たちが提供している価値とは!?

          少し時間が経ってしまいましたが、ゴールデンウィークに行ったキャンプイベントで、感じたことをまとめてみようと思います。 今回の記事のテーマは、キャンプイベントで私たちがお伝えしていることや、その価値について考えてみたいと思います。 実際に参加されている方の様子や、どのような感情の変化が起きているのかなどまとめてみようと思います。 どんなことを行なっていたのかは、ぜひ前回の記事をお読みください! キャンプイベントで私たちが大切にしていること①キャンプ場とロケーション イベント

          キャンプイベントで私たちが提供している価値とは!?

          ゴールデンウィーク キャンプイベント実施の様子を大公開!

          noteでの投稿が滞っていました。ゴールデンウィークイベントづくしで忙しかったという言い訳ですが、こういったルーティンを継続してできるように仕組み化、習慣化しなければという反省です。 ゴールデンウィークは大型連休ということで、南房総にもたくさんの方が訪れます。連休を利用して家族で楽しい体験をしたい、思い出を作りたいという機運も高まるのは想像できますね。 我が社くじらのもりとしても、そのニーズにお応えできるようキャンプイベントを企画しました。 今年のゴールデンウィークは、天気

          ゴールデンウィーク キャンプイベント実施の様子を大公開!

          Voicy - 音声プラットフォームを活用して学ぼう!

          みなさんは学びの時間をどのように確保しているでしょうか。新聞、本、youtube、オンラインサロン、SNSなど知識、情報、経験を得ようと思えば、いくらでも検索して得ることができます。 その中でも、自分に合ったものを選ぶことが重要になります。 私にとっては、効率よく、心地よく得られる学びが音声です。 また、私自身あまり文字を読むのが得意ではなく、どうしても本などを敬遠してしまいます・・・。(本来は時間確保して読むべき) また、地方に住んでいるため、車での移動も多く、文字や動画

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          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする⑥ 漆喰塗りのDIY会

          リノベ作業は、いよいよ壁の仕上げに移ります。重力に逆らう作業はひと段落。これからは比較的体力も使わず、技術的にも簡単な作業となります。 塗る面積はそこそこあるので、ワークショップ的に協力いただける方を募ってみようということで、壁塗りDIY会を企画してみました。 2日間実施して10名以上の方に参加いただきました。 ありがとうございました! 今回は、砂壁だった部分を漆喰に塗りかえる作業を皆さんと共に行っていきたいと思います。黄色で味のある砂壁ですが、これを白に変えていきます!

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする⑥ 漆喰塗りのDIY会

          野外保育『森のようちえん』を卒園した子ども達はどのように育ったのか

          3月の卒業・卒園シーズン。 我が子(下の子)も今年度(2023年度)で卒園となりました。 通っていたのは、一風変わった野外保育スタイルの「森のようちえん はっぴー」。千葉県南房総市で活動しています。 「森のようちえん」という取り組み自体は、北欧諸国から始まったと言われていて、日本でもかなりの数、種類の森のようちえんが展開されています。 詳しくはこちら 暑い日も寒い日も、多少風や雨の日も、荒天以外は基本1日を外で過ごします。上の子もはっぴーを卒園し、下の子も今年度で卒園。2

          野外保育『森のようちえん』を卒園した子ども達はどのように育ったのか

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする⑤ 天井を作ってみる

          屋根が張り終わり一安心。 しているまもなく、実は創業系の支援補助金を申請している関係で、締め切りが迫っています。 あと10日で内装の基本的な部分を仕上げなければ。 リノベーションの基本 破壊活動&部屋の砂漠化ということで、早速天井の作成にかかります。 雨漏れしていたので、基本天井は全剥がし。 ここでまた破壊活動のスタート。 困ったことに屋根の葺き替えの時に、土が落ちて天井裏に全て積もっている模様。天井を剥がすたびに巻き上がる土埃。 部屋の中が砂漠と化していきます。 それ

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする⑤ 天井を作ってみる

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする④ 瓦屋根を葺き替える後編

          さて、屋根の葺き替えも佳境です。 前回は、ルーフィングと銅縁を貼るところまでを記事にしました。 これで下地の完成です。 ガルバリウム剛板をチョイス!今回は、この銅縁の上に屋根材を貼っていきます。 コストや施工のしやすから今回選んだ屋根材は、ガルバリウム剛板という素材です。ガルバリウム剛板は、その名の通り、「ガルバリウム」という素材で「めっき」された「剛板」のことです。 「ガルバリウム」はアルミニウム、亜鉛という金属から作られた「合金(複数から組成される金属)」です。 「め

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする④ 瓦屋根を葺き替える後編

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする③ 瓦屋根を葺き替える前編

          古民家リノベ、最初の難関は屋根の葺き替えです。 格安で取得したこの物件、それにはそれ相応の理由があり、1番のネックは雨漏りです。 4年前(2019年)に大きな台風が来て、その際屋根の銅板部分が剥がれてしまっていたようです。 そのため家の中も雨漏れによる痛みが進んでいる部屋もあります。 とにかく施工の順番としては上から。まずこの雨漏れを食い止めなければ。 ということで、屋根屋さんに見てもらい具体的な修理方法を聞きます。 ここで衝撃の一言が。 「銅板部分だけでなくて、他の屋根

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする③ 瓦屋根を葺き替える前編

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする② まずは庭の整理から

          取得した海辺の古民家を、活きた物件に再生させていこうと思います。 この物件の再生ポイントは何箇所かありますが、予算や時間も限られているので、優先順位をつけながら少しずつ進めていきたいと思います。 物件取得の簡単な経緯はこちらから↓ アウトドアの拠点として整備していくことが目的です。ゆくゆくは宿泊業なども視野に入れながら、活用していこうと思います。 それでは、まず庭の手入れから。ここを開墾して、作業しやすいスペースの確保と、ゲストの方にくつろいでもらえる場所を確保していきま

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする② まずは庭の整理から

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする① 海辺の空き家買ってみた

          2023年3月に立ち上げた、くじらのもりではアウトドア事業を展開していましたが、自分たちの拠点はなく、その季節や楽しめることを探し、海、山、、川、キャンプ場などをその時に応じてチョイスしてイベントやツアーを実施してきました。 兼ねてから自分たちの拠点が欲しいと思っていたところです。そんなことを想いながら、時には人に喋りながら、願っていると話というのは舞い込んでくるものです。 懇意にしてくれていた不動産屋さんから空き家があるというお話をいただき、今回物件取得に至りました。 海

          アウトドアガイドが海辺の古民家リノベする① 海辺の空き家買ってみた

          千葉県旭市の多世代交流施設「おひさまテラス」がすごかった

          私が2019年、都市経営プロフェッショナルスクールを受講した際の、同期生であった永井大輔さんが手がけた千葉県旭市にある多世代交流施設「おひさまテラス」。 今回、所用があり近くにきたので立ち寄らせていただきました。イオンタウン旭内にある旭市の「多世代交流施設」でありこの圧倒的なデザイン力で公共施設とは驚きです。入り口だけでワクワクしますね。 多世代の方が交流できるようデザインされた空間と仕掛けが詰まった素敵な愛ある空間でした。おひさまテラスの素晴らしさをレポートさせていただき

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          世界にはばたけ子どもたち!「英語でつながるイングリッシュキャンプの可能性」

          前回インバウンドの可能性について書いてみましたが、今回は英語を楽しみながら身につける、イングリッシュキャンプにスタッフとして関わってみた経験を通して感じたことをまとめてみました。 前回の記事「インバウンド×地方×自然体験はブルーオーシャン!?」は以下から。 イングリッシュキャンプとはイングリッシュキャンプや英会話キャンプとも言われていますが、日本にいながら英語を使う環境に身を置き、英語の楽しさや英語力を高めることを目的に行われるアクティビティのことです。キャンプとつきます

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