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私的SaaS選びの3大ポイント

初noteです。よろしくお願いします。

突然ですが、みなさんどのようにSaaSを選んでますか?
もちろん機能や価格は重要です。
ではその他にはどういった点が挙げられますでしょうか?
例えば「SaaS 選び方」などで検索してみてください。"SLA"や"マルチクラウド"を挙げている記事が出てきます。
確かにこれらも重要な要素だと思います。ただ、私個人としてはもう少し違う考えも持っているので、今回私が機能や価格以外でSaaS選びで大事にしている3つのポイントについて書きたいと思います。 
※BtoBのSaaSを前提として記載しております
※かなり主観的な内容です

1. SaaSベンダーのビジョンやミッションに共感できるか

私はSaaSベンダーのビジョン/ミッションに共感できない場合や曖昧でよく分からない場合、そのベンダーの提供するSaaSを選択したいとは思いません。(無償であったり低価格で一時的に使うものだからと割り切って使うことはありますが)
ビジョンはベンダーの考え方や実現したい世界、進むべき道の表れです。
SaaSは利用者としても、基本的に使い続けるということが前提になります。今時点で機能的に満たしていても、また予算の範囲内であったとしても、ベンダーが進む道とこちらが進む道がずれてしまっていると、どこかで綻びが生じる可能性が高くなります。
売り切りのビジネスモデルのように一度きりの関係でなく、長期的な関係だからこそビジョンやミッションへの共感というのは非常に重要だと考えています。

2. カスタマーサクセス に力を入れているか

SaaSを利用する場合こちらの機能要望が100パーセントの形で実現されている方が珍しいですし、それは望んでいません。(そもそもそれを求めるのであればスクラッチで開発します)
では何を望んでいるか?永遠のベータ版として常に進化し続けることです。
カスタマーサクセスに力を入れている、ということは「我々はより良い価値を提供し続けるんだ!」というベンダーの姿勢の表れだと考えています。
利用者に対するオンボーディングの支援、運用していく中でのサポート、機能要望の吸い上げと機能追加、また、時には間違った方向に行く利用者を正しい道に導く。なかなか簡単なことではありません。だからこそ私自身そういった姿勢を評価したいですし、機能的な部分だけでなく未来への期待も込めて使い続けたいと思ってしまいます。
そもそもベンダー側にその気がなければ売り切りのパッケージソフトと変わりません。カスタマーサクセス という本気度があるからこそ、そのようなSaaSを選びたいと考えています。

3. トライアルはできるか

私は必ず購入する前にはトライアルをするようにしています。逆説的にはトライアルのできないSaaSは使いません。
営業の中にはとてつもなく人の心を掌握するのがうまい人がいますし、口から生まれてきたんじゃないかというような口が本当に達者な人もいます。よく入社試験である「この100円のボールペンを100万円で売ってみてください」といったことがいとも簡単にできてしまうんじゃないかと思わせてくれる人もいます。
ただ待ってください。営業さんが「できますできます!」と言っていたことを誰が証明できますか?一番確実な方法は自ら利用してみることです。百聞は一見にしかず。
繰り返しになりますが、SaaSは売り切りのビジネスモデルではありません。
私は必ず自分が抱えているビジネス課題を解決できるか?をしっかりとトライアルをし、見極めた上で導入するようにしています。

まとめ

非常に主観的な内容でしたが、以下の3つのポイントを挙げさせていただきました。

1. 会社のビジョンへ共感できるか?
2. カスタマーサクセス に力を入れいているか?
3. トライアルはできるか?

この他にも例えばGoogleログインはできるか?APIは公開されているか?などメインの機能以外の機能的なポイントもございます。それはまた別の機会に。ではまた次回。




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