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いただきました信州 2020

7月16日〜30日に、長野市の善光寺下駅近くのシンカイで、絵の個展を開催することになりました。東京・OPA galleryで開催した個展をもとに、新たに描いた絵も加えた展示となります。

昔から慣れ親しんでいたものや、初めて食べる郷土料理まで、気になる「信州の食」を調べて描きました。

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初めて行ったシンカイ (2018年)
金物店の建物を利用してお店をされています


高校卒業まで住んでいた、故郷の長野県。小さな頃は父の仕事の都合で、長野市、松本市、塩尻市と移り住みました。

現在は東京在住。最近、長野に住んでいた期間とその他の場所に住んだ期間とが、ついに逆転してしまいました。大人になって帰省を繰り返す中で、住んでいた頃には分からなかった長野の良さに、だんだんと気付くようになりました。何気なく眺めていた山々、思い出の味。当たり前過ぎた風景が、今ではとても大事なものになってきています。

「いただきました」というのは、「ごちそうさまでした」を意味する長野の言葉で、絵を描く前に必ず食べたことに由来しています。

今の時期は朴葉巻の出回る季節。

19_ほお葉巻き

【朴葉巻】端午の節句に作られてきた、全国的には柏餅に相当するお祝いのお菓子です。枝付の朴の葉を利用して包まれていて、見た目にもとても面白い商品です。中身は米粉を練って作った餅にあんを包んでいて、一口噛んだ時に若い朴葉がかなり強く香る印象的な味わいです。

長野は広く、こんな食べ物があることは今回初めて知りました。その土地で受け継がれてきたものを調べ、味わうのはとても楽しいことでした。

故郷長野でのはじめての開催です。
自分もどのような風景になるか、緊張と期待があります。
どうぞよろしくお願いいたします。

【展覧会情報】
2020年7月16日(木)〜30日(木)
12時-18時  定休日:月/火/水
シンカイ
〒380-0803 長野県長野市三輪7-8-5
長野電鉄 善光寺下駅から徒歩5分


★おまけ★

こんな取材をしていました!

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雪深い時期に行ったり

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昔の建物が残る宿場町

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長野の県民食「おやき」は土地によって調理法が様々

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ちょっと変わった料理も色々食べました!

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