作品名の書き方、こんなときどうする?──聖書の場合
聖書とは、ユダヤ教及びキリスト教における宗教文書群の総体です。「旧約聖書(ヘブライ語聖書)」「新約聖書(ギリシャ語聖書)」という語自体はそれぞれ一般名詞として扱うため、一般の書籍とは異なって二重鉤括弧(『』)は付けません。
聖書の出典は、個々の文書単位で表記します。二重鉤括弧(『』)はこの文書名に付けます。
脚註などでは、文書名の略称も用いられます。この場合、二重鉤括弧(『』)は不要です。
聖書の文章は章と節で区分されています。引用箇所の特定には、この章と節で表示します。
脚註などでは、章と節をコロン(「:」)で区切る表記法もよく用いられます。
聖書の訳文にはいくつか種類がありますので、明示する必要がある場合は、参照した書籍を記載します。方法は一般の書籍と同様です。
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