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思い出のアルバム

いつのことだか思い出してごらん あんなことこんなことあったでしょう

多くの方が知る曲「思い出のアルバム」のワンフレーズです。

今だに幼稚園や保育園の卒園式などで歌われているようですね。

私はこの曲が大好きで、学級担任をしている時、一年の終わりによく弾き語りをしていました。子どもたちに「仲間との思い出」を大事にしてほしいという想いからです。ピアノは得意ではないので、よく家で練習しました。

子どもよりも教師である僕の方が気持ちが高まってきて、歌えなかったり、手が止まってしまうことがしばしば・・・まあそれも子どもたちの思い出に残ってくれたらなと思っています。

さて、学校の教師として「仲間との思い出」を大事にしていたわけですが、我が子が生まれてから「家族の思い出」も大事になってきました。その「家族の思い出」を残すものとしてずっと続けているのが「アルバム」です。

カメラで写真を撮って、それを現像して、アルバムに貼るという作業をする人はずいぶん減ったと思います。スマホが普及し、写真が手軽に撮れて保存できるので、そんなことをする必要がなくなったからでしょう。

ただ、あまりにスマホの写真撮影が手軽になりすぎて、写真の枚数が増え、それを見返すこともなくなってきたのではないか、と思います。スマホの機種変更をしてしまったら、撮った写真もクラウドやHDDなどに移すなどしない限り、みれなくなります。

だから、というわけではありませんが、後から子どもの成長や思い出を振り返りたいと思えるよう、上の息子が生まれてから6年間、定期的に写真を現像し、アルバムに貼ることを続けてきました。

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見返すことはそんなに多くはないのですが、上の息子が大きくなってきて、自分の小さい頃のことを見たり、祖父母に見せたりすることがあります。

親である自分自身も、アルバムを作成しながら、忘れていた思い出や子どもの成長を思い出すことができます。「あ、そういえばまだこの時自転車に補助輪ついていたんだよね」「まだこの頃小さいね」なんて感じです。

今回作成しているアルバムが、2020年4月からになっています。新型コロナが流行しだして、外出自粛していた時です。いろいろなことが制限された状況でも、家族と一緒に知恵を出して過ごしていたことを思い出します。

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2年経った今も状況は変わっていない部分もあるけれど、何年かしたら「コロナ大変だったよね」と思い出せるくらいになっていたらいいなと思います。

改めて今、思うことは「仲間と家族との思い出を大事にしよう」です。「思い出のアルバム」はそんなことを僕に思わせてくれます。

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