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旅の記憶    心が洗われました。

 2016年3月下旬、熱田神宮(愛知県)にお参りしました。
 私は神社仏閣が好きです。しかし神道や仏教の知識に詳しいわけでも、興味がそれほどあるわけでもありません。

 どんな由来があり、どんな歴史を秘め、どんな神様や仏さまがおられるのかについては無学で無頓着です。

 自分を超越するもので
   畏怖・畏敬の念を無意識のうちに抱くとともに、
   心に安らぎを感じるものすべてが
 私にとっては神仏です。

 本殿・本社・本宮にお参りした後は、
 神々の気配を求めてゆったりと境内を散策するのが常です。

 社殿や境内が醸し出している雰囲気を五感で感じることが好きなのです。

 今回は私が感じた熱田神宮の情景を17枚の写真で紹介させていただきます。

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 メジロが境内の入り口で出迎えてくれました。

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 これは桜ではありません。
「ならずの梅」です。
 花は咲くが実はならないところからそう呼ばれているそうです。
 江戸時代の古絵図にも描かれている古木です。

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 本宮を正面から撮らないのが私の悪い癖ですね。感じたままに撮るとこのようになってしまいます。

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 神様に叱られますが、本宮正面より向かって左側のこの光景に魅かれました。

 そして次に心に感じたのが本宮の柱でした。

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 楠の大木ですね。しめ縄がありますので御神木でしょうか。

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  この土塀は有名で、「信長塀」と名付けられています。
 日本三大土塀の一つです。
 
 1560年、織田信長が桶狭間の戦いの前に、熱田神宮で必勝祈願して大勝したお礼に築地塀を寄進したものです。

 土と石灰を油で練り固めて、瓦を厚く積み重ねて築かれています。

 写真家の石橋睦美先生の写真集にはすばらしい「信長塀」の作品があります。

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 参道脇の休憩所前にある南神池です。

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 楠御前社(くすのみまえしゃ)の石灯籠と鳥居です。安産の神様が祀られています。

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 清雪門(せいせつもん)です。「あかずの門」だそうです。
 その由来は省略します。もとは本宮の北門でした。

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 清雪門の土塀も「信長塀」のようですね。

 以上17枚、感じるままに撮った画像をご覧いただきました。

 広大な境内です。摂社・末社もたくさんあります。
 終日かけても十分に散策することは私には無理です。
 また機会があればお参り方々、カメラを友に散策したいと願っています。
 特に、早朝にお参りしたいですね。


    最後までお読みいただき、ありがとうございました。



 

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