平泉寺アラカルト ⒚
1300年前、越前(福井県)に生まれ、白山を開山し白山信仰の祖とされる泰澄大師。
その泰澄の創建による白山平泉寺は次第に勢力を拡大し、中世の最盛期には48社、6千坊の坊院を抱える大寺院になります。
しかし、16世紀後半に一向一揆勢の焼き討ちにより全山焼失。その後、縮小規模で再興された白山平泉寺は江戸時代には福井藩の保護を受け、再び白山信仰の拠点寺院として崇敬を集めるようになりました。
そして明治に入り、神仏分離令により白山平泉寺は寺院を廃し、平泉寺白山神社となり現在にいたっています。
したがって,、平泉寺白山神社(通称;平泉寺)は中世の全盛時の寺院の境内の一部ということになります。
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