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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2023年12月の記事一覧

寒中の木の芽

 石田不空さんの個展に行きました。 夫と私の推しの書道家さんです。  ふたりで溜め息をつきながらずっとみていました。  最近は、こんなふうにゆったりと語りかけてくれるような作品が好きです。 内村鑑三さんの詩です。  「寒中の木の芽」 読みやすく、優しく書かれていますが、繰り返す文字もみな違っていて、線の美しさ丁寧さに息が止まるようです。従姉妹が、字の強弱がまるで詩を読んでいるみたいと言っていました。 数え切れない枚数を書いて作品にしているとのことですが、先生のお人柄まで見え

消音/mute

意図して音を消すと鐘の音がした。 The sound of bells was heard when the sound was intentionally muted. なんにもない普通の夜。

ピカソの言葉「優れた芸術家は…」に思うこと

ピカソの言葉です 『優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」  ”Good artists copy. Great artists steal.”』(パブロ・ピカソ) この言葉の私の解釈は、既にある作品やモノの真似をするのではなく、盗んで、自分にしか見えない景色や色や感情や事柄を発見し、自分のものにする、自分の答えを得る。そして、自分のものにしたものは、自分の中にあるものと融合させて、新しいアイデアを創造する。と、解釈しています 楽曲制作をしているとき、稚拙な事かもし

掲載*酔客が酔客起こし十二月

岡田 耕 掲載誌:『俳句四季』1998年9月号 東京四季出版 〔新・作家訪問〕土生重次 「扉」主宰 ―きっかけは叔父への供養) (岡田  耕) 【スキ御礼】掲載*魂抜けのやうに紅褪せ曼珠沙華