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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2020年9月の記事一覧

「道」

もう、どのくらいたつのかなぁ。 きっと、20~30年たつと思うのですが、 私の部屋の壁に貼ってある「道」という詩。 何かの雑誌の中で目にとめた詩だと思うのですが、今となっては、誰が書いたものなのかわかりません。 ただ、その時、弱い自分の胸に響き、書きとめた詩です。 カレンダーとその詩が張られただけの殺風景な壁なので、自ずと毎日、毎日、目にとまります。 気かついたら長い年月、毎日、毎日読んでいることになります。 毎日、毎日、 お経を唱えるように読んでいます。 「道」

日本人のジュエリーの歴史

世界各地で様々な特色を持つジュエリー(宝飾品)の歴史があります。 日本でも縄文、弥生、そして古墳時代には盛大に身に纏う装身具がありました。 埴輪(はにわ)を見てみると首輪、腕輪、耳飾り、更にはアンクレットなどを身に纏っています。古代の日本人は、かなりお洒落だったことがうかがえます。 もっとも古い装身具としては勾玉(まがたま)があげられます。石、獣骨や牙、木製などで作られていて、ネックレスとして身に付けられたと思われます。魔除けや祈りの役割があったようです。 しかし日常

風の良寛(著者:中野孝次)

著作者名:中野孝次 発行所:株式会社集英社 2000年12月20日発行 良寛、凄い人だ。中野孝次に、こう言わせている。「雪の中の五合庵を見ながら、おれにはとてもこの暮しはできない、とつくづく思った。」 また、中野孝次は、こうも言っている。「貧乏でなければ道を悟れない、というのか。恐ろしい思想だ。」 「良寛のすごさは、人生のごく早い時期に、物、名誉、地位、金銭、権力などのために生きる生の空しさを痛感して、はやばやとそれを捨てたところにある。」 良寛は、「身は黒衣をまとう