刺さるコピー!に隠された盲点
刺さるコピー!に隠された盲点
広告やプレスリリースはタイトルが命と言われます。その為に、広報に関わる方は、セミナーに通いコピー来ティングを学び、いかにターゲットに刺さるコピーを作るか!に情熱を注いでいます。
私もPRのコンサルタントとして就職して2年目までは、実費でコピーライトに関する教材を購入して、就業後に自宅で必死に勉強をしていました。
しかし、刺さるコピーを学ぶにあたり、大きな盲点がありました。
キャッチコピーよりもずっと大切なこと
広告、企画書、プレスリリースなど広報に関わる方は、常にコピーと向き合う事が多いのはブレない事実です。
特に肝入りのプロジェクトでは些細な言い回しにもこだわる事でしょう。
しかし、絶対に忘れてはならないのは『誰に』→『何を言うか』という事にしっかりと時間をかけて向き合う事です。
例えば、ダイエットを提案するとしても、”夏までにパーフェクトボディを手に入れたい人”と”ぽっちゃり体系で痩せたいという願望が無い人”では、何を言うべきなのかが全く異なります。前者では、『効果的なダイエット方法』後者では『痩せなければいけない理由』です。
キャッチコピーはお客様とサービスのマッチングツール
ズバリ!キャッチコピーはお客様とサービスをマッチさせるツールです。商品の『魅力』を十分に理解した上で、商品を手に入れる事で最も幸せになるお客様を見つけ出す事がコピーライター(広報PRマン)の本質と言えるでしょう。最近では、趣味や嗜好データ基にした、男女のマッチングアプリが人気になりつつありますが、まさに、コピーライターの仕事はマッチングアプリの仕事と同じと言っても過言では無いでしょう。
『どう言うか』は一番最後の締め作業!
『誰に』『何を言うか』を綿密に設計して初めて「どう言うか」というコピーテクニックが生かされます。日々の忙しい業務の中では、どうしても「どう言うか」という事に目が行きがちですが、マーケティングの基本とも言える「誰に」→「何を言うか」を蔑ろにしてはいけません。