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取材対応の準備

リリースを作ってメディアアプローチを実施、念願の思いで自社に取材を誘致できました!
しかし、当日の取材対応次第では、自社が伝えたい情報が上手く記事にされなかったりと、残念な結果に繋がってしまいます。

本コラムでは掲載クオリティをワンアップさせる、取材対応の備えをご紹介します。

■取材対応の心構え

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まず、大前提として取材権限はメディア側にあることを覚えておきましょう。メディアに費用を支払う広告掲載でない限り、どのような切り口でどんな内容の記事を書くのか?はメディアに権限が委ねられます。掲載内容をできる限り自社の発信したい内容に近づけるには、事前の準備が大切になってきます。

では、最低限取材対応前にどんなことを準備しておけば良いのでしょうか?

取材対応前に準備できること

掲載される記事の内容は、取材対応前に8割決まると言っても過言ではありません。まさに準備8割です。
事前に準備できる項目としては下記が挙げられるでしょう。

①取材会場を整える
②プレスキットを準備する
③キーメッセージを明確にしておく
④プレインタビューを行う


①取材会場を整える

取材場所は企業イメージを左右する要素の一つです。
取材当日に掲載用の写真撮影を行う可能性があります。メディアで紹介されるのも、その時に撮影された写真になります。
読者に少しでも良いイメージを持って貰えるよう、取材会場はできるだけ美しく整えておきましょう。また、広報担当者(取材対象者)もその企業の顔です。ダラしない格好で取材に臨むのは絶対にさけましょう


②プレスキットを準備する

プレスキットとはメディア側が必要とする情報をまとめた素材のことです。例えば、企業・サービスに関するファクトシートや、掲載用のオフィシャル写真等がそれにあたります。
特に、ホテルや飲食店等、ToC向けのサービスの場合は解像度の高い写真を沢山用意しておいてください。素敵な写真があるだけで、大きな掲載枠を獲得することができます。また、企業のイメージを大きく左右するのも『写真』です。ToC向けの商材の場合、写真にはこだわり抜きましょう。

③キーメッセージを決めておく

読者に伝えたい内容をが明確になったら、その内容が一言で伝わるようにキーメッセージ(キーワード)を決めましょう。
キーワードは記事の見出しになりやすいよう13文字以内にすることをオススメします。インタビュー時は、記者からの質問に対してあらかじめ決めたキーメッセージを忍ばせた回答をしていきます。
取材中に何度もキーメッセージを伝えることで記者の印象に残し、記事の見出しに使って貰えるようにするのです。


④プレインタビューをしておく

時間があれば、インタビューの練習をしておくといいでしょう。
取材趣旨に備えて、想定問答集を作成し広報担当者と取材対象者でプレインタビューを行います。広報担当者が記者になりきり、問答集に沿って取材対象さに質問をしていきます。
取材の前に、プレインタビューを行っておくと当日に話す内容が整理されて緊張も緩和されるでしょう。また、誰かに話すことで頭の中が整理され新たな気づきがあるかもしれません。

取材対応は準備8割

掲載される記事の内容は、取材対応前に8割が決まります。
本番前に丁寧な準備をすることで、掲載クオリティをあと一歩高めてみませんか?きっと、良質な掲載の積み重ねが洗練された企業イメージを構築していきます。




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