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好きなバンドの好きなバンド

後輩に寄稿した文に幾つか文章を追加した、いわば完全版を作成したためネットに改めて放り投げます。カルチャーを丸ごと楽しむには壁を作らず歴史や流れも知ってほしい、その思いを込めまして。

邦ロックのメインカルチャー化

映画の主題歌にロックバンドの曲が当たり前のように起用される昨今において、もはや邦ロックはメインカルチャーであると言えるでしょう。歌番組においてもロックバンドが当たり前のように出演しています。馴染んでいます。とても、とても喜ばしいことです。やはりまだロックは死んでいません。(ビジネス的な意味で。)

洋ロックのサブカルチャー化
そして壁

しかし、邦ロックという言葉からも感じられるように、どうも国外のロック、所謂洋ロックは日本では世間から距離を置かれ、サブカルチャー扱いされているように感じます。いやいや、待って欲しい。ロックというカルチャーを楽しむには、その壁を取り払わねば!どうしようもない!

まあ、ロック自体がカウンターカルチャーという側面もあると思うので、複雑な問題ですが、、。とにかく一人でも多くの人にロックというジャンル・文化を聴いて欲しい、感じ取って欲しい、という純粋なロック好きの1つの考えとして、緩く聞いてください。

好きなバンドの好きなバンドを聴こう

ということで今回は、その一つの方法を伝えたいと思います。それは、“自分の好きなバンドの好きなバンドを聴く。”これです。

1回調べて見てください。自分の好きなバンドの、好きなバンド。間違いなく国外のバンドもあるでしょう。そしてぜひ聴いてみてください。再生数が1番上のやつで構いません。どうでしょう、なんだか好きなバンドの空気感を持っているように感じませんか?ぜひ他の曲もそこから聴いてみてください。どうですか、洋ロックと身構えてみたものの、意外と親しみが持てませんか?

これを繰り返していけば、自分の好きが広がるんです。邦ロックという枠組みに囚われすぎることなく、ロックという大きな大きなカルチャーの海に飛び込みましょう!

私はどちらかと言えば海外の伝説となっているロックバンド(The Beatlesなど)をよく聴いています。しかし、どうしても皆さんとその楽しみを共有しようとしても、壁を感じます。もどかしい。今回の提案で少しでも邦ロックと洋ロックという壁を破壊出来たらいいな、そう思っています。

本日の1曲~A Day In The Life~

はい、新企画です。音楽関連の記事の最後に独断と偏見でチョイスした本日の1曲をこれからは残していきたいと思います。では本日はこちら。

はい、The Beatlesの「A Day In The Life」です。文章中でThe Beatlesについて言及しましたので、満を持しての登場という訳です。

この曲はかの有名なアルバム、『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』の最後の曲です。まず1度最後まで聴いてみてください。

はい、そうなんです。優しげな曲調でありながら、狂気じみています。オーケストレーションの箇所、もう怖いです。所謂サイケデリックロックというものです。お薬の影響ですね。

これは前半部分はジョン・レノンの作曲であり、オーケストレーションを挟んで後半がポール・マッカートニーの作曲となっておりまして、それぞれの天才の良さを体感できる曲なのです。何より言っておきたいのが、リンゴ・スターのドラムが天才的!!まさに引き算の美学です。無駄が一切ありません。

この曲については語りたいことはいくらでもありますが、まあこのくらいにしておきましょう。とりあえずThe Beatlesはロックの王道であるようで、ぶっ飛んでいる、それだけはわかって頂きたいです。

これからも音楽、特にロックの良さを共有していけるよう、定期的に語らせていただきます。いつかは自分で曲も作りたいですしね。バンドを組みたいです。以上です。ありがとうございました。

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