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湘南問題、サッカーファンとしての独り言。

 うーん、結局キジェ監督の言動は報告書の通りだったらアウトだってことだよね…。とはいえ、Jも良くやったと思うよ。というのも、これまでの文脈だと

パワハラ認定→責任問題→やめろ

という流れがすごく目立ったから。でもこれは間違いで、私個人としてのこうあってほしいな、という反応は

① 報告書が出るまでは”推定無罪”だから、罪人扱いはNG(ココが良かった)

② 本人にジャッジされた後で、具体的に指摘された問題点を反省しているか行動で示すチャンスが必要(ここも現時点でそうなっている)

③ いわゆる”悪いことしたやつだから叩いてイイ”という報道は、なされるべきじゃない(この辺がいつも横行する)

といったとこ。元・代表監督のアギーレさんの問題については早期切り捨て、という方向へ行ったわけだけどこれは単純にこうすればいいという問題じゃないと思う。

 あの時の問題は私が思うに、

それ以前の身辺調査をどうしていたか

が問題だからね。事前にリサーチしてたのかよ?という人選に関わった人たちがアカン。そこの検証をむしろしてほしかったね。

 今回はJというリーグレベルの話であり、かつ結果を出してきた監督。結果が伴わない中でこういう問題が…というのならさっさと切り捨てて終わり!になっていたかもしれないが、コトがキジェ監督だったので大きくなった。本人やクラブ、それに連なる関係者の皆さんは大変だったろうがいちサッカーファンとしては

とてもよかった

と思っているよ。

 そもそも、私自身も部活などのスポーツでああいう精神的にプレッシャーをかけることで殻を破らせる、という方法でやる人をいっぱい見てきた。自分自身もリーダーや指導者になった際、それが出ていたな…と反省することもあった。それだけに、

受け手との信頼関係構築

がまず最初に来ないといけない、というのは今ならよくわかる。

 報告書の内容だと、残念ながらキジェ監督が行っていたものが

日大アメフト問題

とダブる。指導方法については同じように感じるし、日大の方では殴られた云々と言う話は表に出てこなかったように思うが、キジェ監督の場合少なくとも接触が伴うほどの行為があった、とされている。だから、この点はキジェ監督の手法はかなり

体育会系

であることは間違いなかったのだろう。

 これが通用したのも、やはり日本の環境においてこういう指導方法にあえていうと

”毒されている”

選手たちがまだまだいるからだと思う。だからこそ、キジェ監督の方法に幸か不幸か

”適応”

できてしまう選手が集い、結果を出してきた。こういう仮説が成り立つな、と思ったのは他ならぬ湘南が今、

全く結果が出なくなっている

ことからもある程度説明がついてしまうと思う。

 だから、本来ならここで重要なのはキジェ監督が早期に自分の振る舞いに対して自主的な反省を選手たちに述べ、その上で

”仲間・チームの一員として”

この苦境を乗り越えていきたい、といったポジティブなメッセージを直で送れること。自分の弱さをさらけ出すことで、これまでコワモテだった監督だって人間なんだな、という当たり前の感覚に戻れる。親しみや歩み寄りを感じられる。それによってチームが一つになれる…ハズなんだけどな。

 現状の報道だと、信念型にありがちな自己否定に大きなダメージを負ってしまっている状態だから難しそうだね。裏を返せば柔軟性に乏しい、という欠点が露呈してしまった訳で…。ワザワザ立ち直ってほしい、というエールを送ってくれてる意味を本人が受け取れるか怪しいな…。もったいないね、このまま萎んでやめてしまうのなら。

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元図書館ギョーカイの人。元職として図書館関連、歴史や経営・組織論、興味の沸いた分野中心に書いてゆきます。現在離職して通教で大学生やってますが、お仕事も募集中です。
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