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"常識を疑え"前編〜学校教育に感じること

新年あけましておめでとうございます。

昨年は大変だった!
無事に年を越せたぞ!

と安堵する間もなく、2021年世情はまだまだ混沌としています。

昨年は、自分にとって何が大切で、何をそぎ落として、何を軸に生きていくかということを多くの人が突き付けられた年でした。

そんな年末年始で強く感じたこと、

「常識を疑え!」

今回は2つの気付きから記しておきたいと思います。

一つ目の前編は、たまたま見つけたこちらの記事から。

大学生の仁禮さんは、小1で学校教育に疑問を持ち、通っていたインターナショナルスクールの幼稚園に小学校を作って欲しいと直談判。

それだけでも凄過ぎるのですが、なんと幼稚園は1年で実際に小学校を作ってくれたそうです。

幼稚園では、先生は質問でコミニュケーションを取り、なんでも自分たちで考え、課題を解決するような習慣がついていたそうです。

それが、小学校に入ると教科書に答えがあり、正解とされる答えを求められる。

そこにまず疑問を持つ❗️

なんて感性なんでしょう‼️

幼稚園も素晴らしいですが、親御さんの教育も気になります。

そして、これはまさに今の学校教育が突きつけられている課題で、長年続いた教育スタイルから脱却しようとまさに教育改革中。

私も実のところ、息子の通う公立小学校の公開授業を何度か見に行った時、あーこれはあまり勉強に楽しさは感じられないなあと思ってしまいました。。。

算数。
恐らく多数の子がわかっているだろうことをじっくりじっくり丁寧に解説。
それは又新しい気付きや理解の深まりもあって良いのだけど、多分あまりわかってない子もいて、でも大多数の子の理解進度に合わせて進んでいく。

理解度の早い子には物足りないし、ゆっくりな子には早いのだろうし、一斉授業で教科書を元に同じことを教えていくことの限界はあるのだろうなと感じていました。

全ての授業を見れるわけではないので一概には言えないし、現場の先生方は本当に本当に頑張っていらっしゃるし、学校は勉強するところだけではなく、社会の縮図の中で様々な感性を磨くとても大切な場所。

でもここにも既存の常識を変えて改革していこうという時代の流れもあり、仁禮さんのように実際に改革を実現させていこうという若いエネルギーもある。

仁禮さんは中2で起業、高1で母校を買収したという驚きの経歴のもと、現在は小中高生向けの新しい教育事業などを手掛けられているそうです。

それはまさに、自らの人生を切り拓く力を育む教育。

自分は何者なのかを知り、社会を知り、自分の才をどう社会に活かしていくのか。

日本の子どもたちの自己肯定感が低いと言われる所以は、きっとこういった根源的な問いに向き合う時間が足りていないのだろうなと感じます。

普通なら、そういうもんだよね、みんなそうだよね、で素通りしてしまうところに疑問を持ち、ここまで自分の使命を感じて、一つ一つ実現させてゆく。


新時代、まさに風の時代らしい視点。

こんな素晴らしい若い人がいれば日本も安心安心、などと孫を育てている気分になっている場合ではなかった。


教育は学校や教育機関の問題だけではなく、一番は身近な親の課題です。

日々投げかける親の言葉。

子どもには押し付けになっていないだろうか。

子どもの気持ちを汲んでやれているか。

子どもが眼を輝かせている瞬間を見逃していないか。

日々自問自答です。

後編は、仁禮さんと何かの記事で対談されていた、探求学舎という教育機関を息子くんも初体験してきたので、そちらに続きます。

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