見出し画像

無条件で丸ごとの肯定、子どもに伝わっていますか。

私が敬愛する教育評論家の方の1人に、親野智可等先生という方がいらっしゃいます。

毎日洗濯モノを畳みながら親野先生の優しい口調で語りかけるYouTubeを聴くのが大好きなんです!

親野先生は、以前小学校の先生をしていらして、Twitter、YouTubeなどSNSで子育てについてのアドバイスを毎日発信していらっしゃいます。

(自分もインスタグラムをやっていますが、毎日発信するってなかなか大変ですよね😭)

親野先生は、小学校教員時代に、厳し過ぎる指導をしていた結果、子どもたちにそっぽをむかれ、学級崩壊を招いてしまった過去から、とにかく一貫して"褒める子育て"を推奨しています。

褒める
認める
共感する


親野先生の長年の教育者としての信念から生まれるワードがたくさん散りばめられています。

今朝のYouTubu。

これを聞いて涙が溢れそうになりました。

子育て中の今の自分には勿論、子ども時代からの自分の心の根っこにある不安感のようなものを当てられたような気がしたからです。

「がんばらないと褒められないのかな。」

「がんばらないと嫌われちゃうのかな。」

子どもは、褒められると嬉しいけど、お手伝いをしたからとか、宿題をやったからとか、テストで100点をとったからとか、運動会で1番だったからとか、そういう結果に対してだけ褒めているとそういった気持ちが沸いてくるのだと思います。


親だって、子どもは生まれてきてくれただけで嬉しい。

生まれたばかりの頃はみんなそう思っていたはずだけど、成長するにつれてどんどん親の欲が出てきてしまうのです。

褒めて育てたい、この気持ちも子供に上手く伝わらないと、子どもによっては親の願いを最優先する癖がついてしまい、親の願いを自分の願いだとすりかえてしまう。

自分のやりたいことがわからないまま成長する。

そんな大人になっている人も実は多いんではないでしょうか。

私も、学生時代まではまさにこういう人でした。

もうそれから20年以上もたっているけど、自分軸を揺り戻す作業というのがずっと続いているような気がしています。


ふと湧き上がる、頑張っていない自分はだめなんじゃないか、という心の声。

いやいや、頑張ってなくても自分は自分だよ。

でも努力って必要だよね、

もう一人の自分が言います。



しかし、努力や困難を乗り越える、って、まずこの自分を丸ごと受け入れることがベースにないと難しいのではないかと思うようになりました。

子どもが本当に親の愛情を実感するのは、
自分の存在を無条件で丸ごとの肯定をされたとき。
がんばらない自分、ありのままの自分でも肯定してほしい。
無条件の愛、無条件の誉め言葉を言ってあげましょう。


と親野先生は今日も優しい口調でをみんなを癒してくれています。

是非、聞いてみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?