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ゲーム好きとの攻防戦

私の子育ての理想は「さかなクン」。

と、最近周囲にも公言しているんですが、さかなクンは本当に自分の好きを真っ直ぐに伸ばしていった結果、数々の偉業に繋がったり、子どもの頃からの夢が叶ったりと、素晴らしい世界が広がっていったんだなと思います。

好きなことを追いかける純粋なhappyさが伝わるので、色々な人に応援してもらったり、ご縁が広がっていったり、素晴らしい成果を出したりと幸せな連鎖がおこり続ける方だなと思います。

(この記事を書こうとWikipediaを見ているだけで面白いし、感嘆の声を上げてしまいます(笑))

さかなクンのお母さんは、この子は魚が好きなんだなと思ったら、魚がいるあらゆるところに連れていってあげたそうです。

タコが好きとなったら毎食タコ料理を色々アレンジして出したり、といった徹底ぶり。


私もそんな、子どもの好きを応援する母になりたい!

そういう想いを胸に、8年間子育てしてきました。

が!

現実は悲しいかな、Wikipediaのように素敵なストーリーを描いてくれません。。。


ここからは私と息子とのバトル日記です。


2歳くらいの時に上野科学博物館で隕石が地球にぶつかる映像に大興奮した息子はそれから大の宇宙好きに。

幼稚園の頃までは、毎晩宇宙系の本を読み聞かせして、オトナでもよく分からない話しでも読んで読んでと言い、理解はしていないと思いますがひたすら聞いていました。

子どもが理解出来ることの限界にきてしまったためか、宇宙の本は最近読まなくなったなー、あきちゃったのかなーと思った小学1年の頃、今度は日本史にハマり始めました。


"ねこねこ日本史"という漫画が大好きで、ねこねこの登場猫物や歴史事件などをほぼ覚えて、私より歴史に詳しくなったという。


情報源はねこねこだけなんですけど。


新刊も含めてもう読み尽くしてしまうと、次に好奇心を満たしてくれたものは何か!


そう、ゲームなんです❗️🎮


1年生のクリスマスにもらったSwitch.

息子は小さな頃からゲーム好きな素養もありありとしており、ゲームはいつ頃からどう向き合っていこうかというのはずっと悩ましい種として頭にありました。


ゲームとの向き合い方は本当に家庭によって様々だと思います。

①ゲームは一切禁止。触れない。触らせない。
②ルールを決めてその中でやらせる。
③ルールはなく、本人の自由意志にまかせる。

本当は①ができればいいけど、まずこの世情からYouTubeやゲームの情報は勝手に入ってくるし、全く遮断することはかえって不自然?
やりたい気持ちが強い場合は抑圧してしまうことにも。


③自由にやらせることで満足し、満たされるのでかえって執着しなくなるという説。

これはその子の気質や興味の種類によるのかなと思います。
とても見極めが難しいですが、ゲームは没頭してしまうように作られているもの。
はまりやすい子とはまりにくい子というのはいると思います。
兄弟関係や環境などにもよると思いますし、はまりそうなタイプにはやはり難しいのではと思います。

これからの時代は上手く使っていくしかないのかなと思い、うちは②としていますが、まあこのルールを作るのも守られせるのも難しい。。

もう時間だよー

あとちょっとだけー

もう時間過ぎてるよー

もう終わるー


この繰り返しが20分くらい続いて。
私ブチキレ💢


毎日にバトルに疲れてゲーム機をベランダから捨てたくなります(泣)



ゲームもYouTubeも職業になる時代。

私の古い昭和な価値観ではいかん。

確かに好きなことを全力で応援したい私。

でも好きなことがゲーム、を全力で応援出来ない場合はどうすればいいんですか?
(心の叫び💦)




一つは、ゲームの他にも夢中になれることがあるのかどうか、というところだと思います。

それは果たして今後見つかるのか⁉️😭

今日、ケンカの後のお風呂で聞いてみました。


今はゲームが1番好きなこととして、2番目に好きなことは何?


「ごっこだよ。ゲームとはるくらい。1番はゲームとごっこ!」


はっ!

そうでした、そうでした。

土日は必ず30分、ごっこ遊びに付き合ってあげているのでした。

うちは一人っ子なので、私が付き合うしかないのですが、寝転びながらぬいぐるみの声とかすればいいだけなので、まあ楽っちゃ楽なのです(笑)


よくよく考えると、この子は何かの世界観に入り込むことが好きなんだなと気付きました。


映画なんかも大好きで、入園前からスターウォーズが大好きだったし、宇宙の話や歴史の話しもそのお話や世界観の中で想像力をふくらましてとっぷり浸かりたいのかなと。

そう気付いたら、なんだか合点がつきました。


そうだね、平日もゲームが終わったらちょっとだけごっこしようか。


そんな、ちょっとした子育ての気付きでした。

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