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#06 保護者は少し黙ってて!

先日記事を書きました。

今回は、保護者の闇について記述しようと思います。

少年スポーツに所属する子供の試合を観に行くと、よくある光景があります。

保護者が子どもを応援する姿

応援するだけならいいのです。
コロナ禍では、感染予防のため、黙って応援しなさいという事もありましたが、それでも白熱して声が出てしまうのも事実です。

問題は

保護者が白熱しすぎて、指導者の指示が聞こえてこない事(指導が通らない事)
保護者が子供に大声で応援するどころか、指示を出してしまう事

試合の応援に行くといつも違和感があります。

〈あの保護者、子供に応援という名の指示してるよね〉

そう感じる事が多々ありました。

試合の指示は基本指導者が出す。指導者が出した指示通りに子供達が動いて成功したり、時には指導者の指示無しで子供らが考えて行動して、点に繋げる事も。そうして小さい成功体験を積み上げてプレイが上手くなったりする。試合で時には失敗する事もあるが、失敗の積み重ねでわかる事もあるし、できるに繋がるのに。

それを阻害するのが、指導者の指示でなく、
〈保護者からの応援という名の指示、檄〉

「お前、それそこじゃなくてあっちでしょ」
「それ今だよ、今」
「◯番をマークしなさい」

耳を疑うような保護者の応援。

何度か「指導者の指示が聞こえないので、少し静かに応援してください」と伝えた事がある。

聞いていて煩いし、保護者は黙って応援せぇ!
とは言いませんが。

選手のプレイが上手く行った時に「いいよ!」と言ったり、相手に責められて点を許してしまった時は「ドンマイ!次いこう!」と励ましたり。
そんなプラスの応援はいいのです。

人は、誰かのプラス面より、マイナスな面、ネガティブな所が気になって、指摘してしまう事が多くみられます。
保護者の応援も、まさにそれ。
他の子供には、良かった時は「あのプレイ良かったよ」、負けた時は「ドンマイ」、と伝えられるのに、自分の子供には「それ駄目でしょう」「もう少し攻め込んでいけたのに」とキツく言ってしまうのは何故でしょう。

周りの保護者の目を気にしてる?
それとも自分達の子供に対して厳しすぎ?

試合だけではなく、練習でも度々みられる光景で、正直言ってウンザリします。

指導者に一任してるのだから、保護者が応援という名の指示をするのは辞めませんか?
指導者から指示出され、自分の親からも指示出されて、子供はいっぱいいっぱいになってませんか?
そんなので、子供は混乱してませんか?

子供らは保護者の駒ではない
子供らが考えて動くのだ

全てが終わってから声掛けてもいいのでは?と思いました。

だから、
「保護者は少し黙ってて!」
なのです。
子供達か指示待ち人間になってしまう前に、自分の子供に嫌われる前に、やめませんか。

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