読書感想文: 細野晴臣 夢十夜
細野晴臣 夢十夜(原作:細野晴臣、著: 朝吹真理子/リリー・フランキー/塙宣之(ナイツ)、KADOKAWA、2022)
ミュージシャンの細野晴臣さんが見る夢は、だいたいはコケるような「下げ」で終わると言うがぼくの場合はオチがつかない夢がほとんどだ。
クリエイティブな仕事に携わる人の夢は面白い。夢さえもこうして作品になるぐらいなのだから。
交友関係もわかって面白い。
しかしなにしろエッチな夢を細野さんも見ると知って安心した(笑)。
その夢を膨らませてショートストーリーに仕立てた三人、朝吹真理子、リリー・フランキー、塙宣之(ナイツ)の話のうまさも見事だ。