最近の読書記録2/16-2/23

大林宣彦 戦争などいらない‐未来を紡ぐ映画を(著:大林宣彦) 2/16再読 読了


中原中也 沈黙の音楽(著:佐々木幹郎) 2/17読了


日本語教室(著:井上ひさし) 2/23読了


今回は
中原中也 沈黙の音楽(著:佐々木幹郎、岩波新書、2017)について軽くメモ。

中也の詩の主なテーマはダダイズム、つまりこれまでの表現活動との「亀裂」から始まり(と言って過言ではないはずだ)、やがて劇の内包、不幸、求道、失恋、戦争の影、そして精神の不安定が見えてくる。しかしなにより中也は自身の詩を歌と捉えていた。
中也の詩を歌うように読むことが中也への鎮魂歌になると思う。
ちなみに中也が同時代の詩人を評価したのは宮沢賢治だったという。賢治の詩に「民謡」を読み取ったのだ。

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