Vol.112 『コカコーラ・レッスン』谷川俊太郎さん
言葉の意味がわかること、言葉がわかること、わかること、この本を読んで谷川俊太郎さんの頭の中をのぞかせていただいた感じがあります。
結局、何回読んでも「よくわからない」です。でも、毎回読むたびに想像する風景が変わります。
海とは?
僕とは?
いまここにいるとは?
わかるとは?
この「コカコーラ・レッスン」を読むと、ずっとモヤモヤします。でもなんだか嫌なモヤモヤではなくて心地いいです。ちょっとわかるんです。
谷川俊太郎さんってどういうふうに物事を見ている方なんでしょうか。もっと知りたくなります。
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