一人では難しいけれど…第74.75回e-cala cafe

先週の土日のe-cala cafeでは、授業づくりについて参加者と考えました。
土曜日は、小学5年算数 単位量あたりの大きさ
日曜日は、小学5年国語 たずねびと

授業づくりは、基本的に自分学級の子どもたちをイメージするため、自分一人で考えがちです。
ある意味で孤独です…。

今、学校現場では、学級事務、校務分掌事務、保護者対応…などなどに多くの時間が費やされています。
本当は一番時間をかけたい授業づくりを考えようとするころには、時間はもちろん、心身ともに疲れ果てて、思考も停止してしまうという状況です。
先輩やベテランの先生方に相談したくても、同じように忙しいとそんな時間もありません。
結局、一人でもんもんと考えなければならなくなります。

限られた時間の中でなんとか授業の構想を考え、毎日、授業を行う先生方…

ほんの少しで一緒に授業について考えることができたらと思います。

小学5年算数 単位量あたりの大きさでは、以前、私が行った修学旅行とリンクさせた「数学旅行」の実践を紹介しました。
参加者の地域の様子や子どもたちの実態に合わせて作り直すことが必要ですが、「0」からつくるよりも「1」からつくっていく方が断然、時間も短縮できますよね。

小学5年国語 たずねびとでは、私と実践したことのない教材でしたが、参加者の先生方と一緒にあーでもないこーでもないと語り合う中で、それぞれの先生方の思いや願いが見えてきて、それぞれの思いにあった授業の構想がイメージづくられていきました。

ともに考え、あーでもないこーでもないと語り合うことがやっぱり大切だなーと思いました。
そこには、年齢も経験も関係ない…それぞれが自分のクラスの子どもたちのためにどんな授業がよりよいのかを考えていこうする姿がありました。

授業者の先生方とともに授業について考えることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

#教育 #授業 #子ども #小学校 #e -cala cafe

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