「やりたいことは全部やれ」、「Purpose」、「Why me」で見つめ直す自分の提供価値

※自分のための備忘録として書きました。完全に自己満足です。今後自分自身がぶれそうになった時の指針となる棚卸しです。公開することで少しでも自分にはない視点をもらえるチャンスが広がること、誰かの役に立つかもしれないと思い公開することにしました。


1:環境が思考を支配する

きっかけは9月〜10月だった。この2ヶ月はプロジェクトを3個同時進行していたこともあり、平日休日に限らず仕事の日々。昼は関係会社・クライアントとのコミュニケーション、夜はチームメンバーとの打ち合わせや意思決定するための時間。プライベートは寝る→起きる→仕事するのループで平日を迎えると言う1週間だった。課題に対する状況が刻一刻と変化する中で、進捗が思わしくないことをいつしか「状況が悪い」と思うようになり日に日に悪いことにフォーカスすると言う悪循環になっていた。特に10月は悪循環のがベースになっていたこともあり、思考も自然と悪循環に支配されていく状況だった。この「環境によって思考が支配されるとことを体験」し、自分の思考をリセットできる環境やベースになるものを持つことの必要性を身をもって感じた。


2:「If you can fix it, but the problem is still there, what's causing it?」

悪循環になった理由を検討した結果、「先が見えない辛さ/不安」・「答えを作ると言う難しさ」がストレスになっていた。実は同じような状況にちょうど1年前にも経験していた。こっちは会社のメインサービスをリプレイスするプロジェクトのビジネス側リーダーとして関わっていたこともあり、「What's difference between now and then?」を繰り返し検討してみた(自分自身に問う時は英語に限る。言語としての曖昧さがないのでストレートに表現できる)

発想の始点:「情報を収集し、考える時間・熟考する時間がない」
→1年前のプロジェクトの際も他案件にも関わっていたが、自分にとっての未知の領域は「リプレイスするプロジェクト」のみだったため、「情報を収集し、考える時間・熟考する時間があった。一方今は単純なプロジェクトの数が多くなったことにより、1つの案件に割ける時間が少なくなったことに起因していることが悪循環を生み出していると思っていた。しかしこれは手段にフォーカスした結果である。「情報を収集し、考える時間・熟考する時間がない」のであれば、今は「短い時間で正しい(=意図した)意思決定をする訓練する」時期であり、できるだけ短時間で意思決定に寄与しうる情報を収集する考え方を身につける訓練だと言う捉え方に落ち着いた。

「情報を収集し、考える時間・熟考する時間がない」は僕にとって手段であり、悪循環を生み出す根本要因ではなかった。とすると、悪循環を生み出している要因はどこだろう?

発想の終点:「先が見えない辛さ/不安」・「答えを作ると言う難しさ」
→「If you can fix it, but the problem is still there, what's causing it?」と問うた結果が「先が見えない辛さ/不安」・「答えを作る難しさ」であった。「先が見えない辛さ/不安」・「答えを作る難しさ」を解決するために「短い時間で正しい(=意図した)意思決定をする」力を身につける、、、。必要ではあるのだが、イマイチしっくりこない。


3:自分の才能(内的資質)と、今の時代に必要な力(外的要因)の接点とは


このような悶々とした気持ちを晴らすきっかけとなったのが、10月に会社で受けたストレングスファインダ−の研修と4年前に卒業したBB T大学の10周年記念式典での大前研一氏の話であった。この2つをきっかけに「自分の才能(内的資質)と、今の時代に必要な力(外的要因)」を結びつけることができた。

自分の才能(内的資質):今回の研修はストレングスファインダーの本を翻訳している古屋さんにお越し頂いたのだが、こんなことを言われた。「竹村さんの資質である学習欲・目標志向・着想・個別化・親密性のうち、学習欲・目標志向・着想を上位で兼ね備えている人は少ない。目標に向かって最短を選択することをベースにしつつ、学習欲と着想で”既存”にとらわれない発想・考えができる」実は6年前にもストレングスファインダーを受けていて、6年前の上位5つにも「学習欲・目標志向・着想」が入っていた。年月をかけて変わるものがある一方で、変わらない「学習欲・目標志向・着想」が自分にとっての資質であると認識した。

今の時代に必要な力(外的要因):2012年〜2016年まで在籍していたBBT大学の10周年の式典に出席した。当然学長の大前研一氏からのお話があったのだが、こんなことを仰っていた。「今の時代に必要な力は”見えないものを見るという構想力”。安定な時代は戦略・ビジョンがあれば人を動かしビジネスが生まれた。ただコロナによる不安定な時代には戦略→ビジョンのさらに上の構想力が求められる」(※私の解釈も一部含まれます)この「見えないものを見るという構想力」と「学習欲・目標志向・着想」は通ずるものがあると感じており、自分の才能(内的資質)と、今の時代に必要な力(外的要因)の接点を確信できた。

4:市場を生み出すプロデューサーとしての価値


8月に友人の紹介で話を聞いてもらったビジネスコーチからもらったフィードバックのフレーズが、今振り返ると妙にフィットしている。この数週間を通じて決めたこと。

<自分のベース>
市場を生み出すプロデューサーとして、「”見えないものを見るという構想力”」という価値を届ける。価値を発揮する手段として自分の資質である「学習欲・目標志向・着想」を最大限活用する

きっかけは9月〜10月の仕事がきっかけだったが、振り返ってみると

BBT:「やりたいことは全部やれ」、True Data:「Purpose」、G's:「why me」

今まで所属しているコミュニティで触れてきた言葉は全て同じ方向性を示していた。表現は異なれど、本質は「自分の軸を問うている」こと。24歳にBBTに入学、27歳でTrue Dataに転職、32歳でG'sに入学という実に8年という長い年月をかけてやっとベースが固まった気がする。

ふと孔子がこんなことを言っていたことを思い出した。

子曰く、十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順したがう。七十にして心の欲するところに従えども、矩のりをこえず。

三十にして立つ。四十にして惑わず。:三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。

今はまさに「基礎の上に積み上げて、迷わなくなるため」の時期。個人的な経験はもちろん、コロナ禍と言う等しく起こりうる変化を「三十にして立つ。四十にして惑わず。」というタイミングで経験できることに感謝!


じゃーね!

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