見出し画像

なぜPythonは人気がある言語なのに、あまり業務で使用されていないのか?

Python(パイソン)とはインタプリタ言語という、コンピュータが認識できる機械語にコンパイル(翻訳)されたコンパイル言語ではなく、テキスト書類に人間が読める、英語なコンピュータ言語です。これは修正がしやすいです。

このインタプリタ言語は他に、PerlやPHPやRubyやJSPやASPXなどもあります。Perlは1990年代にCGIと言われ、最も多く使われました。しかしPHPという簡単なWebスクリプトが出てきたせいか、ニーズが減りました。

Pythonも1990年代にはあったのですが、当時に最も多く使われていたApacheWebServerというサーバーソフトでは、実際はPerlとPHPとJSPぐらいの情報しかなく、Pythonはほとんど聞いたことがありませんでした。

それが注目され始めたのが、PythonでAI(人工知能)が最も使えるということで、Pythonは出てきたのだと思います。AI自体も1990年代にはあまり聞いたことがありませんでした。

1990年代の後半にはコンパイル言語のJAVAと、そのインタプリタのJSPが人気がありました。しかし最近は特にJSPは証券会社のネット口座程度でしか見ません。

URLの拡張子が.jspとあるのですが、これが役所などだと.phpが多く、パイソンの.pyはほとんど見ません。それどころか拡張子自体がありませんが⋯無い方が防犯上はシステムが分からないので、クラッキングなどがされづらく安全だと思います。

ただし無料のホームページエリアだと、パイソンでも.cgiになっています。これは.htacessというテキスト書類で.pyなどを追加も出来ます。昔から.cgiはperlかC言語でコンパイルした書類です。

パイソンなどのインタプリタのモダン(現代的な)言語はC言語と比べても、ソースコードという文字数が少なくて済みます。また動的型付けという自動的に整数などのタイプ(型)を決めてくれるので、文字数を少ないという手間が省けます。

これは自動車免許の動的型付けがオートマと静的型付けがマニュアルに似ています。またIPアドレスもアドレスが変わる動的IPで、個人だとこれが多く、会社だと固定な静的IPが多いです。

一見パイソンの方が簡単で、これも人気が出ると思いますが、あまりネットなどでは詳細は分からないのですが、プログラマーの専門家の人たちは、動的型付けは信用できないので、静的型付けの言語を使うと言います。

最近流行のNode.js系のJavaScriptのフレームワークなどは、動的型付けなのですが、例外があります。それはTypeScriptという静的型付け言語でTypeScriptをJavaScriptにコンパイルしてしまいます。

専門家な人たちはこのTypeScriptを使う人が多いのです。パイソンはAIの案件でなければ、TypeScriptかVeu.jsかPHPかRubyかJAVAかC#の案件が多く、パイソン単体は少ない状態です。

しかもパイソンのフレームワークを求める案件も少なく、フレームワークとは業務システムを作りやすくする開発環境ですので、これが少ないと求められてないのかな⋯と思います。

ただしこれからはパイソンの開発ページである、ジュピターラボがメインになるとも言われています。しかし今はWindowsのマイクロソフトのVisualStadioCodeかアンドロイドスタジオという開発ソフトがメインにです。

またWindows10ではパイソンが標準付属されていますので、バージョンを知るコマンドを使い、インストール済みか?を確認した後に、アナコンダなどをインストールしましょう。

アナコンダは便利ではあるのですが、しかしパイソンをコンパイルし.exe書類に出来るのですが、コンパイル時に大容量を持ってきてしまい、1MBの書類が無駄に30MBほどになってしまうので、コンパイルはしない方が良いです。

そもそもコンパイル言語でもありませんし、例えば実行書類しか呼び出せない自動起動ソフトなどで設定する場合は、.jsというJavaScript書類をコンパイルするjscというコマンドを使い、その書類の中に「python 書類名.py」というpy書類を起動するコマンドを入れておくと、修正もしやすいです。

パイソンは企業が求める案件としては多くは無いのですが、無料のソースコードは多くあります。またグーグルの無料のAIの開発環境でも、パイソンで提供されています。

たぶんAIの利用が増えれば、パイソンの案件は増えると思います。またスマホのアプリはJAVAかコトリンで作られています。

しかしスマホの5Gで速度が速くなると、Webブラウザで利用する人が増えるのと、自動化は求められているので、そろそろパイソンはやった方が良いと思います。

雑な言い方ですがパイソンもPerlもPHPも似たような物です。1つのプログラミング言語の文法を覚えると、他の言語も同じような物です。文字は同じ英語なので、外国語の違う文字以上に簡単です。

難しいというか面倒なのは、最初のインストールです。インストールが出来ないや足りないなどがよくあります。また今はバージョンが3ですが、2でしか動かない作成書類もあります。

企業が古くて、バージョンも古いというのがあります。Veu.jsもバージョン2と3があり、バージョンがパイソンと似た状況です。これは企業案件では客がバージョンを何を使っているのか?と把握する必要があります。

ただしバージョンが古いというのは、セキュリティが甘くなったり、正しい仕事が出来ないので、依頼をお断りするか、割増料金を頂いた方が良いです。

プログラミングというよりも、こういう価格設定や契約などこそ、力を入れた方が良いです。契約がちゃんとしていないと、無償サービス労働をさせられます。

パイソンなどで自動化できるので、高い報酬では雇わないと言っても、実際はそれほど使いません。

まずは見極めたり人間などに対する観察力が大事です。他人を冷静に見れない人は、儲かる作家や投資家などは向いてないのでしょう。


画像1


この記事が参加している募集

業界あるある

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?