【親の老いを受け入れていくということ】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
昨日は、新嘗祭というその年の実りと来年の豊穣を願う祭事が行われていたそうです。今自分が手にしている実りに感謝していきたいと思いました。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は、介護をしていく上で誰もが直面する親の老いを受け入れていくことについて書いていきます。
介護が始まるということは、今までと身体の状態とともに環境の状況も変化をしていくことになります。
それまで元気だった親ができないことが増えていく。その変化していく姿を目の当たりにすることになります。そしてそれを受け入れていかなければなりません。
受け入れていく…言葉で表せば簡単なことのように思いますし、頭では理解できると思いますが実際にはここは時間のかかる部分であると思います。
家族に限らず親御さん自身もそれが中々受け入れられず精神的にも不安定になったり、家族側も親御さんに対しての言葉や接し方が強くなったりすることもあります。
でもそれはごく自然なこと。
言い方は厳しいかもしれませんが、人が老いていくのは自然の流れです。歳が上である親の方が先にその状態になることも自然なこと。
でもその状況の時に誰もが葛藤も抱えながら、それでも前に進もうとしていること。
私自身の親はまだまだ元気でいてくれますが、この先介護が必要な状況になった時には介護士として働いているとはいえきっと葛藤をするし、すんなりは受け入れられないような気がします。
親の老いを受け入れていく中で大切なこと。
①焦らないこと
②周りのサポートもうまく活用していくこと
だと思います。
最終的には受け入れていくということになりますが、受け入れられないからと焦らないこと。必ず受け入れられるタイミングはきます。それまではとにかく淡々と目の前のことに対処をしていくこと。
2点目はここの段階に限らずかもですが、周りの家族や各機関、介護サービス等のサポートも上手く活用をしていくこと。介護に協力してもらったり相談を聞いてもらうなどをしていくことで、負担の分散やストレスの軽減はできると思います。
介護をしていく上で必ず乗り越えていかなければならない部分ではありますが、今日お伝えさせていただいたことも意識してみてください。
苦しいことかもしれませんが、あなたなら必ず乗り越えていけます。
焦らないでくださいね。
【今日のワンポイントレッスン】
・受け入れられなくとも焦らないこと
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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