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〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

今日は、介護をしていく中での関わり方のことについて。

出来ることは見守ることも優しさ、その方の可能性を信じていくこと。

人によって身体状況や病気の状況も様々です。全てにおいて支援が必要な方もいらっしゃれば、認知症があっても動作的な部分は大丈夫だという方もいらっしゃいます。

その方のできることを知り、その部分についてはなるべく自身で取り組んでもらうこと。これも優しさ。それにできることが多い方がその分の介護者の負担も軽くなります。

けれど介護のお仕事についた当初の私は、これができませんでした。色んなことをこちらがやってあげることが優しさだと思っていたのです。でも他の先輩方はその方が出来ることは自分でやっていただくように声かけをされていました。

当時は何でだろうと思っていましたが、今は相手の方のことを思う優しさなのだとよく分かります。

その方が本来出来ることをこちらがやってしまうことはその方の出来る機会、能力を奪ってしまうだけでなくその方の可能性も奪ってしまっているんだなと思いました。

例えば衣服を着替えることにしてもボタンの留め外し、これもご本人にとってはリハビリにもなります。出来ることがあるということは自信にもなるはず。

だからその方の出来る機会をこちらが奪ってしまってはならないのだなと思いました。

全てにおいて支援を行うのではなく、出来ることについてはその方を尊重し見守ることもまた優しさであり、その方の可能性を信じていくことなのだと思います。

【今日のワンポイントレッスン】
・その方の可能性を信じ、できることは任せていく

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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