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【不妊治療を振り返る15】コロナや転院。様々な要因に足止めされる歯痒さ

凍結した胚盤胞を全て移植した後、精神的に疲れていたこともあって病院を変えてみることにしました。


知り合いが勧めてくれた隣県のクリニックを受診する予定だったのですが。


でも、夫婦共々転勤だったことと、ちょうどコロナで県外への移動の禁止や外出の自粛ムードが高まって、(私的には仕方なく)県内の別のクリニックを受診することにしました。



県外には行ってませんやら、コロナ禍でも◯◯の治療を希望しますやら、多分今までなら書かなくても良かったと思われる書類がたくさんありました。

気分的には以前よりも医師も看護師さんも対応が丁寧で暖かい雰囲気でしたが、何よりも歯痒く感じたのは、問診やら検査やら、何もかもが1からやり直しだった事です。それはもうやったってば!と思っても新しい病院では今までのデータがない以上はどうしようもないですよね。


治療計画書みたいなのをもらって、その中に「タイミング法◯〜◯回程度から」と書かれていた時は、そんな悠長な事言ってる時間ないんだってば!って悲しくなりました。


コロナ禍の中、受け入れて貰えるだけで感謝しなければ、なのは十分わかっているつもりですが、なんだか足踏みしているようで、すごく気持ちたげが焦った時期でした。


メンタルの方では、パソコンの画面を見るたびに息が苦しい症状が出始めていました。後々に過呼吸っぽい症状なのを知りました。


結局、卵管造影やら腹腔鏡手術やらを経て再び体外受精のスタートラインに立つのに半年かかりました。40代には1ヶ月の休みでも惜しいですね😅


そして、やっぱり仕事との両立の難しさや厳しさを思い知るのでした。

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