Elvis Costello (エルヴィス・コステロ)「No Action」(ノー・アクション)

Elvis Costello 「No Action」の、オーディオマニアの小話。 俺は16歳の時(まただけど)、結構オーディオにもはまってて、珍しく自分の稼いだカネで(短かったバイト)秋葉までオーディオ一式買いに行った。

 生まれて初めて買うオーディオセット一式で、CDプレーヤーがSONYで、アンプがケンウッドで、スピーカーが当時売れてたJBL。なんかバラバラだけど、お店で色々交渉して、全部で75000円くらいで買った。 

 良い音でコステロとか布袋とか、BOOWYとか、とにかくなんでもジャンル聴きたくて。 で、最初に聴いたのが確か、これもコステロだけど、「This Year's Model」のNo Action.かっこ良かったなー(笑)。

 この曲からヒットが始まったんじゃ無いか?って感じに、飛ばしまくってる。Drums・ピート・トーマスの技がカッコいい。 なんか、この前このアルバムスペインでカヴァー盤がリリースされたとか。結構売れてるのかな?

 因みにBOOWYが初期の頃、このNo Actionのパクりみたいな曲「In My Head」って英語詞の曲、1曲目に演奏しまくってます(笑)。布袋自身も「こういう曲を作って演奏したかった」そうで。

 流石にレコード時代じゃなかったけど、まだアナログオープンリールのMTRとか、売られてたな。段々デジタルMTRに変わっていく時代。Windows XP辺りが、ちょっとOS的に安定期に入ってくると、メーカーも結構本腰入れて、DAWの開発とかもするようになるんだけど。

 本当に本格的になったのはもうちょいあとの、Windows7の64bit時代からか。やっとメモリが3GB超えて積めるようになって、HDD(まだSSDじゃないの)も容量が増えてきて。 

 SSDになった頃には、本気度が段々、ユーザーも飽きてきたというか、音楽作るゆとりもなくなってきたのか?メーカーも開発が下火になってた気もする。 

 オーディオマニアってのは、未だに根強く(一体なにを聴いてるのかって、意外とこだわりが無かったりして(笑)。音質だけこだわってるだけで。)居るけど、デジタルビット数増やして何してるかって

 「より真空管の暖かみを・レコードの・テープの音の柔らかさを忠実に再現する」ってやってるんだから、この前も書いたけど、本末転倒してるような(笑)。「なら真空管やテープ・レコード集めりゃ良いでしょ?」 いや本当に集めてるから、マニアは怖い(笑)。

 俺も電源とか昔結構こだわる方だったけど(電源換わると本当に音圧が違う)、今はもうサイフの方がついてきません(笑)。おカネ在ってももう別のモノに使うだろうし。

 最近は、ほとんどiPodとイヤホンで聴いてます、時々小さいスピーカーで。まあそれで充分だったりして。大きいスピーカーも在るけど、なんか落ち着かないんだよなぁ・・・大音量も(出さないけど)。

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