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国立新美術館 ダミアン・ハースト 桜

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ダミアン・ハースト 桜

2022.3.2-5.23

国立新美術館

ダミアン・ハーストは、イギリスを代表する現代アーティスト。

生と死のテーマを題材にした作品が印象的な作家です。牛のホルマリンづけ作品や、蝶々の羽を教会のステンドグラスのように配置した作品など。私が初めて見たのは森美術館のターナー賞展で、それ以来ダミアン・ハーストの作品が印象に残るように。

今回の展覧会では、ダミアン・ハーストにとっての絵画における原点回帰のような作品になっています。

母親が描いていた油絵、ベーコンやゴッホ、ポロック、その他さまざまな過去の巨匠たちへのオマージュ。また、直接的ではなくとも巨匠たちの作品を通じて間接的にジャポニズムといった、さまざまなものがミックスされて描かれています。

今までのダミアン・ハースト作品を期待していくと拍子抜けかもしれませんが、よくよく内容を知っていくと、自身への挑戦と淡い期待が混じって、春らしい、そんな作品なんだと感じられました。

奥の部屋の映像は必見。作業風景やフランスでの展示の様子、対話から導きだされる作品への想いなど。美術館ホームページからも視聴できます。

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ダミアン・ハースト 桜、2021年、24分55秒
HENI、ダミアン・ハースト、カルティエ現代美術財団によるドキュメンタリー・フィルム
制作:カルティエ現代美術財団


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ちょうど良い気候で、外の桜も気持ちよかったです🌸

 

《《《美術館チケット投稿を、昨年達成しました✨(2021年4月〜12月まで。)今年2022年はゆるゆると今まで行った美術館チケットの整理をしながら、自分のやってきたことを整理していきます。》》》

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