「instagram運用徹底ハック」の巻。
水曜日はDMMマーケティングキャンプの日。
本日はWEEK8 instagramマーケティングについて。
株式会社ライスカレー製作所 川上 慶士さんから
Instagramアカウントの極意を根掘り葉掘り教えて頂きました!
1、インスタグラムへの理解
利用状況に関しては下記の通り。
以外にも男女比率の差はそこまでない。
下記のように、インスタグラムはほぼすべての項目において、非常に高い購買転換率を記録している。
引用元:「SNS別クチコミの購買転換率調査」AMN調べ
インスタグラムは他のSNSに比べアップデートが非常に多い。
アルゴリズムの変化もある。
▶街への置き換え
インスタグラムは街に例えられる。
場所と人とお店が存在している街と一緒。
▶アルゴリズム
これまではハッシュタグをハックすることが主流だったが、
現在は変わってきている。
発見タブ(検索)の上位に掲載されるか?
ファーストビューに出てくるか?
ということが大事になってきている。
発見タブのアルゴリズムはどうなっているか?
アカウントレベルでのトピック類似性を識別するために、アカウントとの
対話・交流をもったアカウントから類推する。
それを繰り返し絞り込み、最終的に25アカウントにまで厳選する。
➡ランキングに反映される
そのコンテンツへの「関心度の高さ×繋がり度の高さ」で
シグナルが貯まっていき、より多く、長い時間楽しんでもらえる
コンテンツを戦略的に上位配信している。
アルゴリズムのハックは1つの手段に過ぎないので、
そこに囚われすぎないように。
▶マーケットの原理原則
インスタグラムはフェイスブックグループ。
つまり上場企業なので、マーケット(株式市場)の原理原則が作用する。
すなわち、
①拡大性:売上
②収益性:利益(率)
③改善性:利益(率)の向上
④拡張性:(連携による)範囲の拡大
に取り組んでいる。
インスタグラム = 広告事業
広告配信した際に表示されるのは圧倒的にストーリーズが多い。
フィードはすでに配信量のアッパーが来ている!?
ストーリーズはまだ伸ばせるだろう!でもいずれアッパーは来る。
ということがよくわかる。
➡IGTVへの広告配信も海外ではすでに進んでいる。
すでに海外では、あらゆるアップデートが始まっている
Shops 購買
Checkout 決済
Budges 投げ銭
Guide 回遊/滞在
2、アカウント設計概念
どういった考えのもと、アカウントを設計したり運用すればよいか?
▶前提レイヤー
大まかに分けると以下の4つのアカウントが伸びやすい
・有名(有名人などのアカウント)
・美貌(美女・イケメンのアカウント)
・エンタメ(お笑い系アカウント)
・知見(教育・知識系アカウント)
ドラクエで例えると、
・有名=勇者
・美貌=踊り子
・エンタメ=魔法使い
・知見=僧侶
自分がインフルエンサーとなってアカウントを伸ばしていくことを
考えたら、、
魔法使い × 僧侶 = 「賢者」を目指すべき
特定のカテゴリーでエンタメ性が強く、役に立つ内容が望ましい
▶ポジションレイヤー
テーマ まずはコアを定める
↓
コンセプト コアをもとに、より具体的に旗を立てる
➡どのポジションにするのか(どこに旗を立てるのか)
その解像度をあげていく。
▶コンテンツレイヤー
投稿ネタ 例:グルメ・買い物・人など
↓
切り口 例:ランチ・ディナー・スイーツなど
↓
見せ方 例:スペシャリテ・まとめ系・物語など
↓
投稿 反響から改善を繰り返す
➡チューニングのポイントを明確にして、刺さるコンテンツを探す
まとめると、
投稿内容を決める場合は上から順番に決めていくが、
改善する場合は、その逆で下から改善していくと良い。
見せ方の部分からやっていく。
▶3つの視点
・企業視点
・ユーザー視点
・インスタグラム視点
この3つの視点をバランスよく考えながら作っていく必要がある。
特定のテーマに対して、特定のことを知りたいという
ユーザー視点は一番変わりにくい。
コスメを探している人が、不動産やグルメの検索はしない。
➡ユーザーのインサイトに寄り添っていくのが大切
▶ユーザーに対するポジショニング
感情 × 距離感
感情 :笑い・楽しい・可愛い・泣ける
距離感:親しみやすい・憧れの存在
➡特定のこと/時に思い出してもらえる存在であることが大切
舞台 × 感情 × 距離感
舞台 :コンセプトテーマ(ファッション・コスメ・コンビニ・日常)
➡どんな感情を抱いてもらいたいか?
➡どんな距離感で接するのか?
➡どんな約束を果たすのか?
▶運用側とユーザー側のドッキング
変化するべきところ、不変であるところ。
それらを見定めて、ユーザーとの約束を果たしていく。
3、2つの壁
運用を始めていき、改善を繰り返していくとぶつかる壁が2つあります。
①コミュニケーションの壁
双方向コミュニケーションツールのため、自分だけの主張を押してもダメ
だし、相手に迎合しすぎてもダメ。
どんなにこれまで記載してきたことについて対策をしてきても、
最終的にコミュニケーションが取れないと難しい。
「自分」と「ユーザーのため」のバランスが大事
②レゾナンスの壁
レゾナンス=共鳴・共振
自分がしたことに対して、相手側も反応をしてくれること
共感で終わってはダメ。
「いいね!」ポチッで終わってしまう。
この投稿良かったね!ちゃんちゃん。的な、、、。
投稿に対して、共感した人がさらに発信をする、その人を拠点に別の誰か
に共鳴していくことができれば成功!
レゾナンスを作るのは、めちゃくちゃ難しいけど、
➡共感のその先へ行こう
4、まとめ
ハックに囚われすぎず、最適な施策や設計を施しつつ適切なコミュニケーションを取り、レゾナンスを生み出していきましょう!
インスタアカウントを何個か運用しているので、
めちゃくちゃ勉強になりました!!!
自分でも見直していきます。
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