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「ビジネスチャンスの見つけ方」というお話。

1、「不」に目を向ける

ビジネスチャンスは石ころ以上に転がっている!

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人々は「不」に対してお金を払っている。不を見つけ出すことが重要!

例えば、子供が二人いるお母さんがスーパーで買い物をしたものを持ち帰るのは結構大変で「不便」を感じている。
だから「宅配スーパー」というサービスが生まれている

2、裏側の真実を見る

▶フィリピンでの出来事
・空港からタクシーに乗っている時の景色で感じたこと
 ➡広告看板が多い

・病院へ視察に行った際に思ったこと
 ➡待ち時間が長い (1~2時間)
  病院がキレイ
  高級車が多い

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▶上記の裏側の真実
広告看板に相当なお金をかけている
待ち時間が長くてイライラする
フィリピンは医療保険がないため、病院に来る人の医療負担は100%。
 だからお金持ちの人しか来ない。貧乏な人が多い国なのに。

多くの「不」が存在していた。
この「不」を解決するために思いついたことは、病院内に広告看板を出すこと

3、課題解決

3つのできること

▶効果の効率化

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タイムボリューム

目にする機会が長いほど、教育広告になる。
運転中に目にする広告は5秒程度で、社名くらいしか頭に入らない。
でも病院の待ち時間であれば、ゆっくり見ることができる。

▶コスト削減

コスト削減

広告看板の場合、400万人にリーチできたとしても、実質のターゲット12万人程度にしかアプローチできない。それに対し、メディカル広告は500クリニック(25万人)しかリーチできなくても、見られる可能性が非常に高いので約半数にアプローチできる。同じターゲット数で広告費用は半額以下!

▶ブランディングアップ

ブランディングアップ

病院でレッドブルやポカリスエットを見たら、ヘルシー飲料に見え、ブランディングができる。ドクターペッパーやドクターシーラボなど、「ドクター」をつけることでブランディングアップさせている。

4、事業成功への戦略

▶この事業を成功するための戦略は? 
 ①無在庫商法
 ②独占契約
 ③競合排他

無在庫商法

独占契約

5、ビジネスをする際の重要ポイント

 ・新しいものは探すな
 ・ターゲット層を絞るな
 ・シード(種)はどこにでもある

アインシュタイン

オープンソース化

もう新しいものを作ることは難しい。
情報と情報の繋ぎ合わせでビジネスチャンスが創出される。

病院にとってトップクライアントはどの業界でしょうか?
 A、製薬業界
 B、不動産業界
 C、アパレル業界
 D、フード業界

正解はBの不動産業界。
 1位:不動産PR(時間と所得)
 2位:自動車メーカー(所得リーチ)
 3位:健康器具(健康意識)

ニッチ戦略

あらゆるお酒の種類を置くとコストが上がるので、カクテルに絞って展開するのはニッチ戦略。その中で最大マスを取ればよい。性別や年齢でターゲットを絞る必要はない。

ということで、ビジネスチャンスは石ころみたいにたくさん転がっている。
「不」から生み出されるものをつなぎ合わせればビジネスにできるのです。


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