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自信のつけ方

自信をつける方法としてよく言われること、

「まずは小さなことでいいから成功体験を詰め」

これを自分なりに分析してみる。

成功とは何か

小さな成功体験と言うものの、いったいどの程度の成功体験が必要なのか。

「成功」という言葉を広辞苑で調べてみる。

①目的を達成すること。事業などをなしとげること。
②転じて、地位や富を得ること。「―者」
③事業を成就した功績。

ついでにgoo辞書でも調べてみる。

① 物事を目的どおりに成し遂げること。
② 物事をうまく成し遂げて、社会的地位や名声などを得ること。

成功という言葉の定義がそもそもハードル高くないか。。。

目的を達成するために自信をつけたいのに、これでは小さな成功体験を積む前に心が折れてしまう。

自信とは何か

今度は、自信という言葉を調べてみる。

広辞苑

自分の能力・価値や自分の言行の正しさなどをみずから信じること。また、その気持ち。

goo辞書

自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。

つまり、自信は成功体験の有無ではなく、気持ち次第で変わってくるということがわかった。

自分の能力と価値を信じるには?

では、自分の能力と価値を信じるためにはどうしたらよいのか。
きっと、何かと比較して、それに勝ったら信じることができるのだろう。

では何と比較するのか?

思いつくのは他人だろう。他人と比較し、勝てばその人よりは自分の方が能力があることになる。

でも、この比較対象=ものさしは正しいのだろうか。

このものさしに欠けているところは、体調やモチベーションといった相手の変数を考慮にいれていないことだ。仮に相手の状態が悪い時に勝ったとしても、それは正しい能力や価値の測定にはならない。これが長期戦になればなるほど、変数は大きくなる。

定規の1cmが毎日変わるのと同じで、ものさし自体がブレてしまっては、物事を適切に測ることはできない。

では何と比較するのが良いのか。

それは、昨日の自分ではないだろうか。
(かっこつけたいわけではない 笑)

昨日の自分は腕立て伏せが10回だったのに対し、今日の自分が11回できれば間違いなく成長しているといえるし、その次の日に12回できればさらに成長していることになる。

毎日の積み重ねが自信を培う

腕立てを例にあげたが、毎日毎日、昨日の自分との比較を繰り返し、積みあげる他、能力を正しく測り続ける方法は無いのではないだろうか。

もちろん、昨日12回できたのに、今日は10回しかできないこともあるだろう。でも、負け越さなければそれは間違いなく成長していることになる。

毎日は微々たる成長かもしれないが、1年後、5年後、10年後には大きな成長に繋がっているだろう。

結局のところ、自信とは、昨日の自分を超える為に、今日の自分は何ができるかを問い、行動し続けた継続力がもたらす副産物じゃないだろうか。

他人を信じるには向き合い続けることが必要なように、自分を信じるためには、昨日の自分との比較と通して、毎日どれだけ真剣に自分に向き合うかが必要なのだと思う。

自分に真剣に向き合う毎日を過ごした結果、自分を信じることに繋がり、信じる力が強くなった結果として、成功という偉業をもたらしてくれるのではないだろうか。

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