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桜より 2023/4/13〜4/21

4月13日

建物が取り壊されている。もともとそこになにが建っていたかまったく思い出せない。見ているようで、記憶しているようで覚えてないことがたくさんある。

花の中では水仙がいちばんすき。春の芽吹きを教えてくれる花。

水仙はたぶん生まれて初めて認識した"花"だとおもう。いまの季節はたくさん咲いているから、それぞれの個性が見える。いろんな水仙があるけど、外側の花びらがレモン色で、内側が濃い黄色のやつがすきだな。

4月14日

他人に勝れる余地があることほど、ついつい人と比べちゃうんだろね。勝てる余地のないものって比べもしないし、劣っていたとしてもなんとも思わないもんな。

4月15日

鉛筆の持ちかた直したくて買った。そういえば箸の持ちかたも高校生のときぐらいに直した気がする。

若者のすべてはいつ聞いても、きもちが真夏のピークが去った季節に戻るね。

4月16日

いまは考える時間がとても楽しいしワクワクする。ずっと考えていたい。いつか嫌になる日もくるのかな。

4月17日

体を動かすことと心を動かすことは、近からずも遠からずかなと感じる。体を動かせば心が動く出来事に出会うことは多くなるけど、体を動かさなかったからといって心が動かないとは限らない。

主観と客観、という言葉が1対1みたいに使われることがいまいちしっくりこない。主観は1でしかないけど、客観は無数にあるのに。

4月18日

スズメが砂浴びしてたあと。

歯列矯正終わって噛み合わせばっちりなのに、歯ぎしりと噛み締めは治りません。舌噛んだ痛みでお昼寝から起きた。

4月19日

大学生のときに書いた小説を発掘した。1作だけ書いてやめちゃったんだよな。あのときは自分自身がハイライトシーンの真っ只中で、他人の人生を生み出す余裕がなかったのかも。

もっと早く書き始めればよかった、とは最近ぜんぜん思わない。そのときはそこまでの情熱がなくて、いまは書きたいから書いてるだけだもんね。

内容はまったく覚えてなかったから新鮮なのに、知ってる表現がたくさん出てきて不思議な体験だった。

いまどこかを直すかといわれたら、直さないかな。2日前に書いた小説はばりばり直すのに、6年半前に書いたものはそのままでいい、ってなんか変な感じ。他人が書いたみたいなものだから?

4月20日

YOASOBIの群青、ブルーピリオドが元なんですか、、どおりでどっちも好きだよ。

4月21日

同じテーマでも、同じ設定でも、途中まで同じ物語でも、つくる人間によってまったく違う世界になるね。

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