10年間、フリーランス(途中から個人事業主)として生きてこれた理由


今年でフリーランスになって約10年(途中から個人事業主)が経ちました。さらに主夫になってからも10年以上になります。

最近よく「10年もフリーで働きながら育児に家事にとえらいね」という言葉をいただける機会が増えました。


褒めていただけることは本当に嬉しいことです。

そしてこの10年という節目に、なぜここまで10年間もやってこれたのか、そしてそれがなぜ想定できたのかをお話させていただこうと思います。

今まさにこれからフリーランスや起業を目指す人が増えることが予想されるからこそ書く価値があると考えています。


これからを生き抜くためのお金へのマインド


1.フリーになろうと思ったきっかけ

私がフリーランスや個人事業主として仕事をしていきたいと初めて考えたのは実は19歳くらいの時でした。それは私が当時学んでいた建築という分野の特性に理由があり、建築界では独立して自分の設計事務所を持つ夢を見るということが学生の中ではステータスになっていて、私もその1人でした。

でも23歳の大学院一回生の時、「ユビキタス」と呼ばれていたテクノロジーとの出会いによって「フリーランスや個人事業主」という言葉が「個人ブランド価値の追求」という言葉に変換されました。

それはどういう意味なのか。

当時感じたことは「多くの仕事はテクノロジーがやった方が合理的で、でも自分が仕事を続け需要がある人間になるには、個人としてお客様に求められる人間にならなければいけない」という未来予測でした。

だからこそ「この人から買いたい」や「この人を必要としたい」と思ってもらうことが重要だと考えたのです。

そこで私はなるべく早く個人として独立し、個人としての力をつける努力を続けてきました。

そして設計事務所で修行をして25歳ですぐに独立を果たしました。


2.独立したてのフリーランスを待っている現実

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