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千葉ロッテマリーンズが優勝しそうなので、ロッテとプロ野球について紹介させてください

さいしょに

これはロッテ好きのサッカーファンが、最近のロッテの好調ぶりにかこつけて書いたものです。至らない点も多々ありますが、どうか暖かい目でご笑覧いただければと思います(土下座)

プロ野球の歴史

よく「プロ野球にはセ・リーグとパ・リーグがあるけど何が違うの?」「J1とJ2みたいなもの?」と聞かれたりします。セ・リーグとパ・リーグはプロ野球において同列に並ぶリーグなのですが、この2つのリーグが生まれた経緯を超ざっくりと説明します。

日本に野球が伝わったのは明治時代、そして大正時代には今のプロ野球の前身が誕生します。ただ、戦前まで野球は「学生の趣味」という位置付けであり、それを大人になってまでやっているプロ野球、選手たちの立ち位置は社会的に決して高くありませんでした。

しかし、戦後になるとGHQの後押しやラジオ放送の普及などもあって、プロ野球は世間の娯楽として定着。一気に儲かる事業として認知されていきます。

そこで当時、新規企業(球団)を参入させてチーム数を増やし、アメリカメジャーリーグに倣ってリーグを2つに分けようという案が持ち上がります。これに大反対したのが読売巨人軍を中心とするグループ。巨人軍の親会社である読売新聞からすれば儲からない時代から野球に投資してきてせっかく儲かるようになったのに、おいそれと新しいところを入れて自分たちの儲けが減るのは受け入れられなかったのです。

結局、新規球団反対組の巨人を中心とするリーグと新しく参入してきた毎日新聞が親会社の毎日オリオンズら新規球団賛成組を中心とするリーグに分かれることに。これが紆余曲折あって今のセントラル・リーグとパシフィック・リーグになっているのです。(この紆余曲折を説明しだすと死ぬほど時間がかかるので、興味ある人はググってみてね)

今のプロ野球

現在のプロ野球は以下の12球団で成り立っています。

<セントラル・リーグ>
読売ジャイアンツ(巨人)
阪神タイガース(阪神)
中日ドラゴンズ(中日)
広島東洋カープ(広島)
東京ヤクルトスワローズ(ヤクルト)
横浜DeNAベイスターズ(DeNA)

<パシフィック・リーグ>
福岡ソフトバンクホークス(ソフトバンク)
埼玉西武ライオンズ(西武)
千葉ロッテマリーンズ(ロッテ)
北海道日本ハムファイターズ(日本ハム)
オリックス・バファローズ(オリックス)
東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天)

この2つのリーグに分かれた12球団は年間それぞれ143試合のリーグ戦を戦います。内訳は自分たちのリーグにいる球団と125試合、また他リーグの球団と18試合の交流戦があります。(夏にはファン投票で選ばれた選手を中心としたリーグ対抗のオールスターゲームもある)

12球団の目標は毎年同じ。自分たちのリーグで優勝して、かつ他リーグとの戦いも制して日本一になることです。

で、もちろんそれぞれのリーグの中で一番勝った球団がリーグ優勝!なのですが…、プロ野球にはここから3位以上が出られるクライマックスシリーズという特別ステージが待っています。

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詳しい説明は上の画像を見て欲しいんですが、要するにそれぞれリーグ2位と3位の球団とでファーストステージを行い、勝った球団が1位球団の待つファイナルステージへ。ここで勝った球団が日本一を懸けて戦う他リーグとの日本シリーズへと進むことが出来るのです。

つまり、リーグ優勝した球団が必ずしも日本シリーズに出られる訳ではないのです。過去、リーグ2位や3位の球団が1位を破って、そのまま日本シリーズでも勝って日本一になったことは結構あります。

現在のプロ野球の順位はこちら

千葉ロッテマリーンズについて

さて、いよいよぼくの推し球団である千葉ロッテマリーンズについてお話していきます。

千葉ロッテマリーンズは、前述した戦後に新規参入してきた毎日オリオンズが前身のチームです。そこから紆余曲折あって親会社がお菓子メーカーで有名なロッテに変わり、1992年に本拠地を現在の千葉に移転。チーム名も今のものとなりました。

そんなロッテですが、とにかくそんなに強くないのが特徴。1998年にはプロ野球ワーストとなる18連敗を喫したこともあるほどで、一応過去20年で2回日本一にはなっているのですが、それも2位や3位から下克上で達成したもの。リーグ戦で1位になって優勝したのは47年前の1974年が最後。千葉ロッテマリーンズという球団になってからは一度もありません。

ただ、そんなロッテが今季は千載一遇の優勝のチャンスを迎えているんです。開幕5連敗スタートと出だしから躓いたものの、そこから巻き返して前半戦を3位で折り返すことに成功。後半戦になると優勝候補と目されたソフトバンクや楽天が苦しむ中で勝ち星を積み重ね、球団としては51年ぶりにリーグ終盤となる9月に首位に立つことに成功。今、熾烈な優勝争いの真っ只中を迎えているんです!

千葉ロッテマリーンズ選手名鑑

全員は紹介しきれないので、主力選手を紹介します。全選手はこちらから…!

先発投手
※試合の最初から長い間投げるピッチャーのこと。5〜6人でローテーションを組んで、週1回くらいのペースで投げる

No.12 石川 歩(いしかわ  あゆむ)

今のロッテでエース格とも言えるピッチャー。コントロールのいいストレートと大きく変化するボールで、大崩れせずに試合を作ってくれる。ケガしていたが、終盤戦で復帰。あだ名は石川五右衛門にちなみ「ゴエモン」。ルーキーの時から髭を生やしていて、剃り方で顔が変わる。

No.15 美馬 学(みま まなぶ)

茨城出身。昨季に楽天から加入。コントロールがよく様々なボールを上手く使い分けて、相手を抑えていく。今季は調子を崩した時期もあったが、復調。家族のことを考えて、千葉に移籍を決めたほどの家族思い。

No.17 佐々木 朗希(ささき ろうき)

2年目を迎えた「令和の怪物」。最速163km/hのストレートが武器で、今季満を持してデビュー。コンディションの観点から投げるのは不定期だが、そのピッチングからは大物の片鱗が漂っている。大船渡高校出身で小笠原満男の後輩。

No.18 二木 康太(ふたき こうた)

長身から投げ下ろすコントロールのいいストレートと鋭く落ちるフォークボールが武器。今季はエースが任される開幕投手も務め、球団からの期待も高い。小学生まではサッカーをやっていた。

No.35 鈴木 昭汰(すずき しょうた)

茨城出身。大卒ルーキーのサウスポーで力のあるストレートと鋭い変化球を武器に三振を積み重ねていく、即戦力のピッチャー。今季はチーム事情で先発も中継ぎもこなした。

No.43 小島 和哉(おじま かずや)

甲子園優勝経験を持つ左腕。ルーキーイヤーからコンスタントに出番を得て、チーム内で計算できる立ち位置を確立。変化球で打者から空振りを奪う。名字が「小島」で「おじま」と読むため、球団からアンジャッシュ児嶋のネタをパクった「オジマだよっ!!」グッズが発売された。

No.46 岩下 大輝(いわした だいき)

ストレートを武器に荒削りながらパワーで押していくタイプのピッチャー。今季は勝ち星に恵まれ、キャリアハイを更新中。名字の縁から岩下の新生姜がスポンサーで、背番号が46なこともあって登場曲は欅坂46。

No.91 エンニー•ロメロ

シーズン途中に加入したドミニカ共和国出身の左腕。パワーで押していくタイプで、過去に中日でのプレー経験もあることから、実力は保証済み。野球は左投げだが普段は右利きで、母親がそれに気づいたのはロメロが大人になってからだった。

中継ぎ投手
※試合の途中から短い間投げるピッチャーのこと。いつでも投げられるように準備しておく必要があるし、連日投げることも。勝っている時、負けている時、相手バッターによって、など起用方法も様々。

No.11 佐々木 千隼(ささき ちはや)

プロ入り時は5球団で抽選になったほどの逸材だったが、ケガもあって伸び悩み。だが、今季に先発から中継ぎに転向すると、安定感抜群のピッチングを見せて、勝ちパターンの一角に定着。キャリアハイの成績を残している。登場曲は名前にちなんで映画「ちはやふる」の主題歌。

No.19 唐川 侑己(からかわ ゆうき)

地元千葉出身で、高校時代はスター選手。元々先発ピッチャーだったが、ベテランになってから中継ぎに転向。安定したピッチングで淡々と抑えていく。現在ケガで離脱中で、復活が待たれている。

No.24 東妻 勇輔(あづま ゆうすけ)

3年目を迎えた、真っ直ぐで押していくパワータイプのピッチャー。安定感に欠ける部分はあるものの、年々成績を上げて評価を高めつつある。5歳年下の弟もプロ野球選手で、昨年は二軍であるが対戦もした。

No.37 小野 郁(おの ふみや)

昨季に楽天から加入。二軍ではセーブ王に輝いたように将来性高く、力のあるストレートと鋭いスライダーを武器にするパワー系ピッチャー。昨季は加入一年目ながらフル稼働で、今季も調子を落とす時もありながら、ピッチャー陣を支える一人となっている。

No.42 フランク・ハーマン

日本5年目を迎えたベテラン助っ人。力のあるストレートを武器に、勝ちパターンの一角として毎年確実に結果を出してきた。ハーバード大学出身で、名前がアニメの「パーマン」に似ていることから、ヒーローマントがグッズで作られた。

No.47 田中 靖洋(たなか やすひろ)

一度はクビを経験しながらも、そこから這い上がってきた苦労人のベテラン。本格的な活躍は30代になってからという遅咲きだが、確実に計算できるピッチャーということで首脳陣からの信頼も厚い。風貌はヤクザっぽい。

No.48 中村 稔弥(なかむら としや)

3年目を迎えた左腕。独特なピッチングフォームから投げ込むため、バッターにとっては球の出所が見づらい。元々は先発だが大崩れしやすく、現在は中継ぎとして便利屋のようなポジションをこなしている。趣味は釣り。

No.52 益田 直也(ますだ なおや)

選手会長にして、最終回を締めくくる守護神。毎年のように多くの試合で投げるタフネスであり、安定感もある。移籍の噂もあったが、ロッテ愛で残留を決めたことでファン人気も高い。外国人選手がケガした時には慣れない英語でメッセージを送るナイスガイ。

No.60 横山 陸人(よこやま りくと)

今季デビューした2年目の20歳。サイドスローから150km/hのストレートを投げ込むことができ、飛躍が期待されている。プロデビュー戦の舞台は高校時代に立てなかった甲子園。

No.92 国吉 佑樹(くによし ゆうき)

シーズン途中にDeNAからトレードでやってきた右腕。昨季同じようなトレードで大成功を収めたロッテが2匹目のどじょうを狙って獲得してきた。DeNA時代から実績は残しており、ロッテでは勝ちパターンの一角として期待されている。昨季はトイレ後に慌てて登板したことで、チャック全開で投げていたことも。

野手

キャッチャー

No.22 田村 龍弘(たむら たつひろ)

ロッテの正捕手。高卒ルーキーの時代から出場機会を掴み、リードでチームを引っ張ってきた。強肩を活かした高い守備力と、粘り強い打撃が武器。おしゃべり好きで、試合中でも相手バッターにしゃべりかけている。

No.32 佐藤 都志也(さとう としや)

大卒2年目のキャッチャー。打撃が武器で、ホームランを打てる長打力も持っている。足も速く、肩も強い。プロ初ヒットがサヨナラ打と持ってる男。『MAJOR』に登場する佐藤寿也と名前が同じ。趣味は料理で、得意なのは煮込みハンバーグ。

No.66 加藤 匠馬(かとう たくま)

シーズン途中に中日からトレードで加入したキャッチャー。最大の武器は「加藤バズーカ」とも呼ばれる強肩で、盗塁を阻止する。反面、打撃はイマイチ。中日時代にロメロとプレーしていたこともあって、バッテリーを組むことが多い。趣味はゴルフで、ここでもかっ飛ばす。

内野手

No.00 鳥谷 敬(とりたに たかし)

阪神で一時代を築いた40歳の大ベテラン。昨季、井口監督が大学の先輩ということもあってロッテにやってきた。衰えは見られるものの、高い選球眼、しぶといバッティング、確実性の高い守備、高いプロ意識は若手の良いお手本に。基本的にクールだが、試合でたまに出るガッツポーズが熱い。

No.4 藤岡 裕大(ふじおか ゆうだい)

ルーキー時代から主力を張るショート。強肩を活かした守備とチャンスに強い打撃が持ち味だが、安定感に欠け、ここまであまり首脳陣の信頼を掴めずにいたが、ライバルが増えた今季は好調を維持。エチェバリアがショートを守る時はサードに入ることも。

No.5 安田 尚憲(やすだ ひさのり)

若き大砲。高校時代から有望視されていた男は、昨季から主力としてプレー。4番を任されるくらい監督の期待値も高く、今季も一時は打点王に立つなど勝負強いバッティングで結果を残していたが、好不調の波が激しく、一度当たらなくなるとからっきしなのが難点。趣味はNBA観戦で、好きな選手はレブロン・ジェームズ。

No.8 中村 奨吾(なかむら しょうご)

キャプテンで不動のセカンド。走攻守が高いレベルで維持されており、安心して見ていられる選手の一人。打撃では広角にヒットを打ち分け、勝負強さを持っている。ロッテの主力の一人でいい選手なのは間違いないが、イマイチ華がなく、最近ではそんな中村奨吾を甘やかすTwitterアカウントが誕生した。

No.23 三木 亮(みき りょう)

内野ならどこでも守れる器用な選手。安定性の高い守備、走塁での的確な状況判断を持ち、終盤の競った展開で起用されるようないぶし銀で、首脳陣の評価も高い。チームのムードメーカーでもあって、レアードがホームランを打って握った寿司を食べるのはこの人。

No.36 小窪 哲也(こくぼ てつや)

移籍期限ギリギリで緊急補強されたベテラン。元々、広島で勝負強い打撃と内野ならどこでも守れる器用さを武器に活躍していたが、昨年末に戦力外に。そこから九州独立リーグでプレーしていたところで、ロッテからオファーがありプロ野球復帰が決まった苦労人だ。井口監督は終盤戦に代打で起用しようと期待を寄せている。

No.44 井上 晴哉(いのうえ せいや)

プロレスラーのアジャコングに似ていることから、ニックネームは「アジャ」というロッテが誇る和製大砲。114kgはプロ野球選手の日本人最重量で、そのパワーを活かしたバッティングが武器。好不調の波が激しく、現在はコンディション不良で離脱中。ホームランを打った時のパフォーマンスは力士を真似た「ごっちゃし」で、昨季はサヨナラ打を打って大号泣。

No.54 ブランドン・レアード

来日7年目を迎えた大砲。寿司が大好きなことからニックネームは「スシボーイ」。ホームランを打てば「幕張寿司開店」と言われ、魚を釣って捌いて寿司を握って食べさせる。昨季はシーズン途中に離脱してそのまま復帰できなかったが、今季はここまで調子を落とさずにそのパワーを発揮している。日本語も上手い。

No.55 アデイニー・エチェバリア

メジャーでも活躍した今季加入の助っ人。キューバ出身で来日が遅れたものの、ショートで高い身体能力を活かした守備で好プレーを連発。打撃でも強烈なホームランでチームを救っている。ケガを抱えており、本調子でないのがネック。愛称は黒豹の意味を持つ「パンテーラ」でホームラン後はポーズもするが、ファンは結構「エッちゃん」と呼んでいる。

No.57 小川 龍成(おがわ りゅうせい)

大卒ルーキー。広い守備範囲を持ち味にシーズン前から結果を残して評価も高まっていたが、ケガで戦線離脱。だが、ケガが癒えた今は満を持して一軍へ。エチェバリア、藤岡、三木とショートのライバルは多いが、レギュラー奪取に挑む。

外野手

No.0 荻野 貴司(おぎの たかし)

俊足巧打のベテランで、不動の一番打者。ルーキーイヤーからそのポテンシャルは高く評価されていたが、度重なるケガの影響で一年を通して戦ったシーズンがほとんどなく、ファンはチームの優勝と同じくらい荻野貴司がケガをしないことを望んでいる。背番号の「0」はケガがなくなりますようにという思いから。ちなみに、今季はここまでケガなくプレー。

No.2 藤原 恭大(ふじわら きょうた)

覚醒しつつあるロッテ次世代のスター候補。高卒ルーキーで開幕スタメンで出場、イケメンでファン人気も高い。3年目の今季は一時期調子を落としたものの、夏場に爆発。長打力もあるバッティングでヒットを量産すれば、俊足で攻守において貢献し、守備では強肩でも魅せる。7月・8月の月間MVPも受賞した。

No.3 角中 勝也(かくなか かつや)

首位打者を二度獲得したこともある幕張のヒットメーカー。ベテランになって成績は下降気味だが、バットに当てる技術は高く、追い込まれてからはノーステップでどんな球でも当てにいく。その打撃スタイルは「変態打法」とも呼ばれることも。ボールを見極める眼も確かだが、飛んでいる虫を見極める眼も確か

No.25 岡 大海(おか ひろみ)

永遠のロマン枠。身体能力が高く、ホームランを打てるパワーもあれば、足も速く、肩も強い。ただ、好不調の波が激しく、いいプレーを見せたかと思えば、とんでもないミスで台無しにすることもしばしば。それでも今季はチーム20年ぶりの逆転サヨナラホームランを放つなど、意外性ある活躍でチームに貢献している。

No.38 髙部 瑛斗(たかべ あきと)

大卒2年目の外野手。昨季から二軍で実績を残すと、今季は開幕一軍スタート。俊足と高いミート力を活かしたバッティングが武器で、今季はプロ初ホームランも記録。将来の安打製造機として期待されている。兄が美容師で、ヘアアレンジも担当してもらっている。

No.51 山口 航輝(やまぐち こうき)

高卒3年目の若き大砲候補。今季一軍デビューを果たすと、思い切りのいいスイングでプロ初ホームランも記録。ここまで代打や指名打者として出場機会を掴んでいる。俳句が得意で、ホームランを打った後のコメントは575で返す。お〜いお茶の俳句大賞に入選したことも。

No.63 和田 康士朗(わだ こうしろう)

昨季ブレイクした若きスピードスター。高校時代は陸上部だったという変わり種で、そこからクラブチーム→独立リーグを経て、ロッテに加入。昨季6月に育成(練習生みたいなもの)から支配下登録されると、開幕戦からその圧倒的スピードで盗塁を量産。今では勝負どころでピンチランナーとして起用されている。俊足を活かした広い守備範囲とフルスイングで振り抜くバッティングも魅力。

No.79 レオネス・マーティン

幕張の広瀬アリス。強肩強打の優良助っ人で、打撃では勝負どころでホームランをかっ飛ばし、守備ではレーザービームでピンチを救う。ホームランを放った後はZIP!のマーティンとの交流で生まれた「YES! マーティン」パフォーマンス。ちなみに、オリックスには広瀬すず似の榊原翼選手がいて、姉妹対決と言われている。

監督

井口 資仁(いぐち ただひと)

引退即監督就任から、今季4年目を迎える指揮官。若手を起用して育てながらも、データ分析などを積極活用してチームを優勝に導くべく指揮を執る。自分の引退試合で最後の最後に同点ホームランを打つ、という最高にかっこいいエピソードがある。

マスコット

左からズーちゃんマーくんリーンちゃん
謎の魚。4年前に唐突に出現したが、いまだにこいつが何なのかみんなよくわかっていない。形態が5つあって、しゃべる。あと、今年は謎にCDデビューもしている。

ファン

ロッテはサッカーを参考にした応援スタイルを採っていて、応援の迫力がすごいことでも有名。ビジターではスタンドがビジターカラーの黒で染まる。また、背番号26はファンのための番号として欠番となっている。これは過去に1試合でベンチ入りできるのが25人だったことから、26人目の選手という意味合いによる。ファンクラブの名称も「TEAM 26」。

他球団もざっくり紹介

パ・リーグ

福岡ソフトバンクホークス

昨季まで4年連続日本一を達成した絶対王者。豊富な資金力と高い育成力を武器に圧倒的な選手層を誇っているが、今季はケガ人が多く苦戦。なんとかクライマックスシリーズ出場圏内の3位は確保したいところ。注目選手はチームのエースであり、お化けフォークを武器にする千賀滉大や、圧倒的な身体能力を武器に日本人野手史上最高年俸の6億1000万円を稼ぐギータこと柳田悠岐

埼玉西武ライオンズ

山賊打線と言われる強力打線が自慢のチーム。課題は3年連続でリーグワーストの投手陣。今季は野手にケガ人が相次ぎ、下位に低迷している。注目選手は昨季新人王で今季は開幕からの連続無失点記録で日本記録も打ち立てた剛腕平良海馬や、守備の巧さが武器のキャプテンで、奥様は元乃木坂46の源田壮亮

東北楽天ゴールデンイーグルス

2004年に創立した最も新しい球団。近年は積極補強を進め、今季開幕前も大型補強を敢行。優勝候補の一角に挙げられ、ここまで常に上位をキープしている。注目選手はメジャーから8年ぶりに復帰した田中将大や、昨季のホームラン王で東京五輪代表にも選ばれた主砲の浅村栄斗

北海道日本ハムファイターズ

かつてはダルビッシュ有や大谷翔平も所属し、圧倒的な投手力で多くの栄冠を勝ち取ってきたが、ここ数年は主力の流出もあり低迷。今季もここまで最下位と苦しい戦いを強いられている。注目選手はルーキーながら東京五輪代表で決勝の舞台でも投げた伊藤大海や、お正月のリアル野球盤にピークを持ってくることでお馴染みの杉谷拳士

オリックス・バファローズ

中心選手は能力の高い選手が揃っているものの、これまでは中々投打が噛み合わず2年連続最下位に沈んでいたが、今年は交流戦優勝で勢いに乗るとここまで優勝争いに加わり続けており、イチローが所属していた時以来25年ぶりの優勝を目指す。注目選手は2年目で大ブレイク中の宮城大弥や、30歳で覚醒の時を迎えているラオウこと杉本裕太郎

セ・リーグ

読売ジャイアンツ

リーグ優勝回数も日本一の回数もダントツの球界の盟主。昨季までリーグ2連覇中だが、日本シリーズでは2年連続でソフトバンクに1勝も出来ずに敗れており、今季はその雪辱を期している。注目選手は絶対的エースで原辰徳監督の甥っ子でもある菅野智之や、若くして巨人の4番に座る主砲岡本和真

阪神タイガース

巨人の永遠のライバル。16年ぶりのリーグ優勝を目指す今季は開幕から好調で、ここまで熾烈な優勝争いを繰り広げている。強みは投手陣で、接戦をモノにして勝っていく試合が少なくない。注目選手は、サイドスローで相手を抑えていくが何故か投げる試合がやたらと雨天中止になりやすい青柳晃洋や、ルーキーながらホームランを量産し続ける規格外の男佐藤輝明

中日ドラゴンズ

かつては鉄壁の投手陣を武器に一時代を築いたが、近年は低迷。しかし、最近はその投手王国ぶりが復活しつつあるだけに、打線が活気を取り戻して優勝争いに加わりたいところ。注目選手はエースで昨季は45イニング連続無失点などの大活躍で最も優れた先発投手に贈られる沢村賞も受賞した大野雄大や、メジャーなどを経て14年ぶりに復帰した44歳の大ベテラン福留孝介

横浜DeNAベイスターズ

かつては万年最下位だったが、DeNAが親会社となって一変。前監督のラミレス政権では19年ぶりの日本シリーズ出場も果たした。今季はチームのレジェンドである三浦大輔新監督が就任。序盤の躓きから巻き返しつつある。注目選手は登場時は「ヤスアキジャンプ」という大声援で迎えられる山﨑康晃や、首位打者獲得経験もあるセ・リーグトップレベルのバッターで「ハマのプーさん」の愛称でも知られる宮﨑敏郎

広島東洋カープ

プロ野球で唯一親会社を持たない市民球団。2016シーズンからはリーグ3連覇を達成するなど黄金期を迎えていたが、ここ2年は投手陣が苦しみ下位に低迷している。注目選手はルーキーながら抑えを任され、東京五輪では胴上げ投手にもなった栗林良吏や、圧倒的な守備範囲の広さで守備の上手い選手が選ばれるゴールデングラブ賞を8年連続で受賞している菊池涼介

東京ヤクルトスワローズ

野手に看板選手を多く揃え、狭い神宮球場の影響もあって、打撃力で勝負するチーム。昨季までは投手陣が崩壊して2年連続最下位、今季も序盤は低迷していたがそこから巻き返しに成功。投手陣の奮闘と強力打線の爆発もあって、ここまで優勝争いに加わっている。注目選手は流行語にもなったトリプルスリーを3度達成している山田哲人や、21歳で4番に座りホームランを量産する主砲村上宗隆

さいごに

長々と読んでいただき、ありがとうございます。少しはプロ野球、千葉ロッテマリーンズに興味を持っていただけましたでしょうか。

プロ野球はだいたい月曜を除いたほぼ毎日試合が行われており、どこかのテレビ局が何かしらの試合を放送していることがほとんどです。

また、サッカーファンの皆様なら加入しているかと思われるDAZNなら、大概の試合を生配信で見ることが出来ます!ありがとうDAZN!!

さらに、パ・リーグでは「パーソル パ・リーグTV」というYouTubeチャンネルがあり、そこではほぼ全試合のハイライト動画や好プレー、珍プレーなどを気軽に見ることが出来ます。これを見とけば、パリーグの流行はほぼほぼ追えます(断言)

さあ、皆さんもレッツエンジョイプロ野球!そして千葉ロッテマリーンズ!!


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