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【わたしとTAKEFU vol.2】自分自身で「実感」すること


自分自身で「実感」すること

vol.2 Staff Y

今回の『わたしとTAKEFU』は、お芝居のお仕事をしながら、SHOP of TAKEFU "eau"のスタッフとしても働くYさんにお話を伺いました。

舞台上では表現力豊かな姿を見せてくれるYさん、"eau"では穏やかな聞き上手さんです。女優としての感性とショップスタッフとしての姿勢に共通している部分もあり

―――そんな第2回目をお送りします。


―TAKEFUを知ったきっかけは?

Y「友達に教えてもらって知りました。最初に試してみた商品はたしかベリーショーツだったと思います。履いてみたらすごく履き心地がいいなって、率直に思った記憶があって現在まで愛用しています。マスクも好きなアイテムです。不織布マスクだとかゆくなってしまうことが結構あるのですが、TAKEFUのマスクだとそれがなくて。コロナ禍でマスクをしなくてはいけない状況も多いのでとても助けられています。」

―どんなところが好きですか?

Y「単純に、着心地がいいし締め付けがないのが私のお気に入りポイントです。絶妙なフィット感はほかのメーカーにはなかなかないから。あとは、旅行するときもおすすめです。私は身軽に荷物少なめで行きたいタイプで、TAKEFUに出会う前は、衣類は全て日数分用意していたのですが、今はショーツや靴下くらいしか日数分持って行かないです。」

―TAKEFUは抗菌性・消臭性にも優れているのでお洗濯が少なく済むところもいいところですよね。Yさんは旅行にどんなアイテムを持っていきますか?

Y「まずはスパッツですね。ワンピース型のパジャマで寝るのが苦手なのですが、ホテルに備えられているものはワンピースタイプが多いので、下にスパッツを履いて寝ています。冬はそのままインナーとして身に着けて外に出掛けます。あとは長期の旅の際は、ピローケースも持っていきます。薄手の布なのでかさ張らないですし、その一枚があるだけで寝心地がよくて安心するんです。」

―ピローケースは思いつきませんでした!

でも慣れない場所だからこそ、心地よいもので睡眠の時間を充実させると、旅行中もより元気に過ごせそうですごく良いですね。普段も肌触りや着心地は結構重視するタイプですか?

Y「もともとはそういうわけではなく、演技の勉強をする学校に通っていて服飾や繊維とは関係のない分野でしたし、健康的なことやオーガニック商品などにもあまり興味を持っていませんでした。自分では健康面で大変だなと感じた事はないと思ってはいたけど肌トラブルは実は、ちょっとありました。ただ我慢できないほどじゃないって感じで。」


―我慢できないほどじゃない、だけどどこかでずっと気になっていた?

Y「そうなんです。毎年冬になるとなんだかかゆいなって思いながら過ごしていました。TAKEFUに出会ってから気になっていなかったことに、たまたまふつうのパンツをはいたときに、「あれ、なんかかゆいな」と、かゆさを"思い出して"気づきました。」

―――何も意識せずに気づいたら心地よい状態でいられたこと、それは気持ちの面でも楽になれて心にもとても良いのではないかと思います。私自身も以前、頭痛に悩んでいた時期があり、実際には頭痛が起きていないときでも、また頭が痛くなってしまうかもと心のどこかで気になってしまうのも辛かったのを思い出しました。はじめはただ、頭痛自体を改善したいと思って着心地の良い服を身に着けるようになりましたが、いつの間にか、結果的に頭痛を不安に思う時間もなくなったことで、心にも良い影響があったのは後から気付けたことでした。―――


―心を健やかにたもつ秘訣や日々の中で大切にしていることはありますか?

Y「こんなことを言うと誤解が生じるかもしれないのですが、私は実は"この人になりたい"って思ったことがないんです。こういう考えステキだなと思ったり、取り入れたいなとは思ったりするのですが、ほんとにざっくりとした表現になってしまうんですが、自分を"信じてる"。ただ、一方で見方が偏ってしまわないように、物事を「点」ではなく「線」で見たいと思っています。理由がわからない"常識でしょ"ということが苦手で。たとえば会社のメールでピックリマークは使わない方がいいとか、自分の中で納得できないことを、咀嚼して飲み込むのが苦手なんです。どんなことにも、良い悪いで決められないはかりしれないものがあると思っています。」

―お芝居のお仕事とも関係していそうですね。

Y「そうかもしれないです。たとえばですが、何か事件があった時に、ニュースや新聞でこういうことがありましたという事実だけではなんだか遠いことのようで実感が沸かない感じがするんです。その人物にどういう経緯があるか心情の変化があったのかが作品を通して見えたり表現したりできる、演劇や映画というものの方が私にとってはある意味では「実感」を感じます。それは芝居というものにも通じているところかもしれないです。何かを選択したり決断したりするときにも、「実感」を大事にしていてなるべく自分の目で見る、聞くようにしていたり、人に聞くとしても、自分の実感として信頼できる人の言葉を直接聞くようにしています。なので、お客様にご案内するときも、自分で着てみてどう感じるかや気持ちよさなどをお話することが多いですね。」


―ショップが静かな場所にあってゆっくりお話しができる空間だからこそ、お越しいただいた皆さんにご自身の肌で実感していただけるといいですね。

Y「やっぱり実際に商品に触れていただけるというのは大切なことだと思っています。私自身も、最初にTAKEFUに出会ったときにこういう製法だからすごいんですってただ言われてもいまいちピンとこなかったかもしれません。それよりも、着た時にほかの服より楽だという実感だけでお客様に勧められます。もちろん、興味を持って下さった方には製法などのお話もしたいと思っています。」


takefuの糸

―Yさんが率直に話してくれることは説得力を感じます。

Y「本当はもっと積極的に周囲に紹介したいなとは思うのですが、あんまり興味がなかったり、オーガニックという言葉や、体にいいものを選ぶってなると、ちょっと別というか私はいいや、と一線引かれてしまったり、余裕がある人が買うものだよねって言われてしまったりしたこともあります。そういう時は少し歯がゆさも感じます。でも、例えばですが、頑張った自分へのご褒美にデパコス※を買ったりするように、いつもと違うものを自分にプレゼントするような気分でTAKEFUスパッツを1枚持ってみてもいいんじゃないかなって思うんです。」

自分を信じるゆるぎない感性も、TAKEFUの良さも、Yさん自身が手に取り肌で実感していったからこそ、今回話してくれた彼女のひとつひとつの言葉がまっすぐに心に届く感じがしました。

悩みがあってTAKEFUに出会う方もいればたまたま知る方もいたり、きっときっかけも様々で、ただ、悩みを感じた瞬間は「点」でもそれまでに無意識的に感じていた「線」がきっと誰にでもあることをYさんの言葉から気づかされました。

皆さんのその線のどこかで、TAKEFUとご縁があったらとさらに思いました。


※デパコス 別表記:デパートコスメ
百貨店(デパート)で販売されている化粧品類(コスメ)を指す言い方。テナントには相談窓口(カウンター)が設けられ、ブランド物をはじめとする高級品が扱われている場合が多い。

インタビュアー・のい

1991年生まれ。SHOP of TAKEFU “eau“勤務。
趣味は美味しいものを探して“うまみメモ”にストックすること。
お気に入りのTAKEFUアイテムはアーム&レッグウォーマー、リラックスパンツ、スパッツ。



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