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【わたしとTAKEFU vol.3】衣・食・住


衣・食・住

vol.3 Staff H


いつも美味しそうなランチを食べている Hさん。

会社付近に来ているキッチンカーのおすすめを熟知していて、私もHさんにおすすめを聞いてランチを買いに行っています。Hさんのおすすめする食べ物は百発百中美味しくて、大きな信頼を置いています!(笑)

食は生きてゆく上で必要不可欠なもの。Hさんの食に対する考えや価値観を通して、大切なものが見えてきました。

H「私は食べることがとても好きなんです。母が、私が子供の頃から、口に入れるものにはこだわっていて、祖父母が農家だったので送ってくれた無農薬の野菜や、過剰洗浄していない卵などを使って料理を作ってくれていました。」

―ファーストフードなどは食べていなかったですか?

H「そうですね、友達と行ったりしましたし味が嫌いというわけではないのですが、家族で行く習慣はありませんでした。母のおかげで食に関しては自然と気にする習慣はできていたのだと思います。でも、服については考えたことはなくて、口の中に入るものの方が、健康に直結すると思っていました。なので、大学生、社会人になるまで身に着けるものがと健康が繋がるとはあまり思っていませんでした。」

-実際に肌トラブルなどが起きないと洋服に着目しないですよね。私もTAKEFUで働くまでは洋服を"着ること"について考えたことがありませんでした。

H「私も、着るものは単純におしゃれなものがいいなと思っていました。でも、社会人になって、パソコンでの事務作業や電車に長時間乗ることが多くなり、肩凝りや頭痛がするようになりました。我慢できない痛みの時は薬を服用していましたが、飲むのを癖にしたくないなと思いつつ、でも痛みは辛いので悩んでいました。なんとか頭痛が起きないようにしたい、と自分なりに回避する方法を探っていたところ、タートルネックを着ていると首がしんどくなることが分かりました。」


-私も帽子を長時間被っていると頭が痛くなります。体を締めつけることが痛みを助長しているのですよね。

H「私の場合は首まわりに何かがあると首が疲れて肩凝りや頭痛につながりやすくて。いつもではないけれど、特に疲れているときはそうなってしまう傾向があるということに自分なりに気が付きました。頭が重くて痛くなりそうなときは楽な服を着てピアスも眼鏡も取り、とにかく全部解放して過ごすようにし、改善していきました。それ以降、着るものも無意識のうちに自分が過ごしやすいように取捨選択をするようになりました。食べる物に関しては親がケアしてくれていたので良い習慣を身につけられましたが、身に着けるものに関してはこの経験を経て自分自身で気を付けるようになり、着心地の良い服を着ることは、体にとって大事なことであると気付くことができました。」


-私、Hさんから聞いたエピソードで好きなのがあって、Hさんの家族がお母さんの手料理を美味しい美味しいとたくさん食べるから、お母さまがメイン料理をたくさん作ってくれるそうです。ある夕飯は、パスタにミートローフに好きなものづくしだったそうです。"食"ってただ食べるだけではなく楽しむことも心と体の栄養に繋がると思います。そして食べることは、私たちが産まれてから死ぬまでずっとすることです。

だから、どういうものを口にしてきたかってとても大事なことですよね。今後の生活や、大袈裟かもしれませんが人生に大きな影響を与えると思います。

H「楽しんで食べることは本当に大事ですよね。小学校の頃はみんなでワイワイ食べる給食の時間が大好きでした。私の小学校は市内に4台しかない大きなオーブンが置いてある学校で、たとえばピザトーストなど他の学校では出ないような献立がありました。献立表を見るのが楽しみで、毎日残さずたくさん食べていました。どんなものにどのように触れてきたかかも重要だと思います。栄養士の先生がこだわって献立を考えてくれて、給食室でスタッフの皆さんが朝から大きいお鍋を使って一からつくってくれて、給食室の近くを通ると美味しい匂いがただよってくる。小学生の頃の幸せな記憶です。」


-そんな Hさんが"食"で1番大事にしていることは何ですか?

H「その時食べたいものを食べること。あとは食の安全性というか、作られる経緯も考えたいと思っています。それは、先ほどの実際に給食を作ってくれていた方たちがすぐそばで見える環境だったもの影響していると思いますが、よりそう考えるきっかけになったのは、私が小学生の頃、社会問題となっていたBSE(狂牛病)の問題だったように思います。

その病気が広がった原因はBSEに感染した牛の脳や脊髄などを原料とした餌を、他の牛に与えられたためと言われていました。牛を牛に食べさせてしまう、コストだけを優先すると人はこんなに恐ろしいことをしてしまうんだ、と子ども心にすごくショックでした。

そのとき、ただ自分の健康だけでなく考えなくてはいけないこと、何か作ったり育てたりする過程もとても大切であると感じるようになりました。それは、食だけでなく、身に着けるものを選ぶにあたってもそうだと思っていて、どのような想いのもと作られているかも可能な限り考えて選択したいと思っています。

インターネットやSNSなど発達した情報化社会に生きる私達は、さまざまな情報を簡単に手に入れることができます。フェイクニュースもあって翻弄されることもありますが、ひとつひとつの問題を考えるにはいい機会ですし、アンテナを張って生きていかなくてはと思います。

大きい社会問題になっていなくても、自分の中の問題として考えていく必要があると思います。」


Hさんのお話を聞いていくうちに、 Hさんの食に対する価値観や考えが、他の問題を考える上で繋がっているような気がしました。"食"で大事にしている部分は"衣"でも大事にしているHさん。"衣"について伺います。


-TAKEFUでお気に入りの商品を教えてください。

H「TAKEFUを知ったきっかけが友人に紹介してもらって、当時代々木にあったShop of TAKEFU "eau"で初めてTAKEFU商品を手に取りました。

その時買った商品がリラックスパンツなのですが、季節問わずパジャマとして使っていてもう7、8年になります。初期のリラックスパンツなので現在は販売されていませんが、肌に馴染んでダルっとした感じがお気に入りでまだまだ使えそうです。

あとは下半身が特に冷えやすいので、アーム&レッグウォーマーを愛用しています。足首を冷やさないようスパッツと靴下の隙間をしっかり埋めるように着用しています。着脱が楽で持ち歩きにも便利なので冬は常に持ち歩いています。」


-TAKEFUの商品は繊細なものが多いですが、竹の抗菌力や消臭効果があるので洗濯の回数が減りますよね。結果的に長持ちします。

TAKEFUのお客様もよく気持ちよくて捨てられないと仰ってくださり、長くご愛用してくださいます。長く着れば着るほど、気持ちよくなっていくのもTAKEFUの魅力です。


では、最後に"住"についての質問です。

― Hさんが心地よく暮らす秘訣を教えてください。

H「美味しいものを食べ、好きなことを考えて生活することです。」

-やはり衣食住、すべてが繋がっていますね。とてもシンプルなことですが、毎日に追われて忘れがちになってしまっています。

Hさんの柔らかい雰囲気の中にある強い芯が、今回のインタビューを通してみえました。私もお話を伺って、背筋がシャンとする思いでした。

インタビュアー・たまねぎ

1993年生まれ。ナファ生活研究所直営店 Shop of TAKEFU "eau" 勤務。座右の銘は、「死にはしない」。趣味は舞台鑑賞、かき氷屋巡り。好奇心が旺盛。TAKEFUのお気に入りアイテムは、スパッツ(10分丈)、ソフトフィットはらまき。


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